こんにちは。
今日も安定の晴れ・・・。
でも、昨日よりはちょっと楽!??
暑さに慣れてきたのか、今日が比較的マイルドだっただけなのか??
ローファーの歴史の登場した現存するローファーを見てきました。
前回がアメリカのG.H.BASS社のWeejunsでしたね。
実はWeejunsには4種類ほどのデザインバリエーションがありました。
今回はその辺りでちょっと寄り道をしようかと。
ローファーはそもそもがカジュアル靴ですよね。
そしてアイビースタイルによってファッション靴となりましたね。
そういう意味ではデザインの自由度も高い靴と言えるのでしょう!?
次々と新しいデザインが加わったローファーが登場してきます。
代表的なものとしては、
フルサドル、ビーフロール、タッセル、キルト、ホースビット、ヴァンプ、
でしょうか。
更にいくつかを組み合わせる強者もありますね!
ただ、今回、というか現在の僕の関心が、クラシカルなカジュアル靴にあるので、
あくまでもプレーンなデザインという範囲に絞りたいと思います。
その中であっても、メーカー各社は創意工夫や品質の追求などで違いを生み出しているので、そこを楽しみたいのが今の僕の気分です。
ですので、タッセルやキルト、ホースビットはいつの日かあらためて別枠で。
でも、ビーフロールは今回の枠に入れておきましょうか。
というのも、日本ではかなり馴染み深いデザインだと思われるので!?
例えばこちら。
HARUTA 906
高校生の定番靴!?ですよね。
僕も・・・と言いたいのですが、
残念ながら(?)僕は履いていませんでした。
自由だったので、Dr..Martensとか履いてましたね。(笑)
僕の話はさておき、、、
多くの日本人に馴染みのあるローファーではないでしょうか?
もう1足追加しましょうか。
REGAL 2177
1971年に登場して以来、半世紀もの間作り続けられている日本を代表するローファーと言っても過言では無いでしょう。
なぜなら、リーガルこそ日本のアイビールックとともに成長してきたブランドだから。(だそうです。)
そう、ローファーはアイビースタイルのマストアイテムでしたよね?
因みに、リーガルというブランドは明治時代に創業した日本製靴株式会社が1961年にアメリカのブラウン社と技術提携することでスタートしました。
つまり、アメリカ靴の流れにあるブランドですね。
となれば、当時の日本人男性の憧れ的・お手本的ローファーがリーガルの2177だったのかな??
何の話でしたっけ??
そうそう、ビーフロール!
HARUTAもREGALもビーフロールがありますよね!!
という事は、多くの日本人に馴染みのあるローファーと言えば、
ビーフロールのあるアメリカ的なローファーではないかと思うのです。
さて、そんなビーフロールですが、いつから付いてるの?
その答えはこちらの靴にあります。
SEBAGO CLASSIC ペニーローファー
セバゴは1946年にアメリカのメイン州で誕生したシューズブランドで、ペニーローファーの「Classic」は創業当時から作られています。
そして、ビーフロールのオリジナルもセバゴだそうです。
ヒールにはレザーの突起「スキーモック」とか「キッカーバック」と呼ばれるディテールが有りますね。
これもセバゴ がオリジナルだそうです。
リーガル2177にも同じディテールが見られますね。
ただ、セバゴの方が柔らかい印象と低い印象がしますね。
柔らかい印象は、アッパーの革質とモカ縫いによって生まれた革のギャザーの影響でしょうね。
低い印象は、当然ですがラスト設計が違うのでしょうね。
Weejunsに近い印象ですので、アメリカのローファーは低い感じが王道でしょうかね。
リーガルは日本人の足に合わせた結果なのか、はたまたフレンチローファー等の影響を受けているのか??、トゥが立ち上がっていて箱のようです。そういえば、トゥもスプリットですね。やはりフレンチタイプ??
セバゴ はラルフローレンの時でしたっけ?、デッキシューズの話をしていた時に紹介したと思います。
今回のローファーも、ビーフロールがあることでカジュアル感が増していますが、そのお陰でアウトドアショーツなんかとも相性が良さそうですよね!
これに対して、ハルタやリーガルはもう少しカチッとしていますね。
今回はここまでです。
ではでは。