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コルドヌリ・アングレーズ

 こんにちわ。

 今期は気温の上がり下がりで体感温度がかなり違う気がします。

 服選びもやっかいだ。

 

 さて、先日の自然セラピー(大袈裟かな!?)が少し効いたのか、週明けの今日はまずまずの調子で入れました。

 今の僕にとっては大切な事なのかな??

 

 僕にとってメンタルケア(これも大袈裟かな!?)が大切なように、靴にとっても自らを正しい位置に調整するケアは大切でしょうね。

 という事で、今回は『シューツリー』について書こうと思います。

 

シューツリーの必要性

 シューツリーの必要性について説明される時、よく例えられるのが「ハンガー」だと思います。

 例えば、ジャケットを1日着用すれば、着用皺が付いたり、湿気がこもったりするかと思います。

 かかるジャケットを脱いだ後、畳んだまま放置すると、皺が残り、湿気で生地も傷んでしまいます。

 ですので、ハンガーにかける必要がありますね。

 そして、服の型崩れを防ぎ、通気性を良くして生地を守るのに適した形状のハンガーである事が望ましいですよね。

 すなわち、ハンガーは肩に立体的な丸みがあるもの、服のサイズにあったもの、です。

 

 そして、靴も履く事で履き皺が入ったり、ソールの反り癖がついたりします。

 これらを放っておいたまま靴クリームを入れても、クリームの入り込まない箇所ができてしまい、そこからダメージが生じる危険があります。

 ですので、シューツリーを入れて履き皺やソールの反りを伸ばし、元の型に戻してあげる事が大切なのです。

 

シューツリーをどう選ぶ?

 シューツリーにも様々なブランド、価格、等がありますよね。

 大まかに言えば、次のような感じだと思います。

 

純正シューツリー

 まず、高級靴ブランドの純正シューツリーは高いですよね(苦笑)。

 高いけれど、カッコイイ!

 特にブランドロゴが入る部分が(笑)

 そして、純正なので靴にピタッとフィットするであろう(?)、と。

 そう「?」が入るのです。

 というのも、純正シューツリーと言ってもラスト毎に全て用意されている事はほぼ無いからです。

 大抵の場合は、代表的なラスト毎か、だいたいどのラストにも使えます的な1型、ですね。

 従って、自分の靴のラストに合わせて作られたシューツリーであれば間違い無いので、それを選ぶべきでしょう。

 しかし、そうでなければ他のシューツリーと比較してから選んでも良いと思います。

 もちろん、純正が自分の靴にフィットしない場合は選ぶべきではないでしょう。

 

シューツリーメーカー品

  シューツリーを作るメーカーもいろいろあります。

 それらの中には、上記の純正シューツリーを作っているメーカーもあります。

 また、靴ブランドのラスト(木型)を作るメーカーが作るシューツリー、という場合もあります。

 そして、シューツリーメーカーは文字通りシューツリー製作を生業としています。

 したがって、素材から機能性、仕上がりまできちんとしているものが多いです。

 

 で、僕が今回紹介したいシューツリーもメーカー品なのです。

 

コルドヌリアングレーズ(LA CORDONNERIE ANGLAISE)

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 僕が初めて購入したシューツリーです。

 今も現役です。

 

きっかけ

 若かりし僕が初めて買った高級靴は、フランスのシューズデザイナーズブランドのサイドゴアブーツでした。

 その靴以前までの革靴と言えば、REGALとDr.Martens

 2万円以内でしたね。

 そして、ファッションへの興味が大きくなってきた頃、渋谷のセレクトショップで一目惚れしたのがフランスブランドのサイドゴアブーツ!

 欲しくて欲しくて(笑)。

 5万円以上だったかと...❝背伸びし過ぎ❞で記憶が飛んでいます(笑)

 いやぁ~、嬉しかったですね!!

 デザインは美しいし、ジョンロブに出会うまでの長い間、手持ちの靴の中で一番良いカーフでしたし。

 

 そんな特別な靴だったので、ファッション誌等で靴情報をチェックしましたよぉ。

 そこで知ったのが、

「メルトニアン デリケートクリーム」、

「ステインリムーバー」、

「ソールトニック」、

そして「シューツリー」。

 

 先の3つは価格的ハードルが低い方でしたので直ぐに購入となりました。

 ただ、シューツリーはね...。

 Dr.Martensが買えるくらいってのはね...。

 しかし、僕の手の中にあるサイドゴアブーツを触っていると、、、

 買うぞっ!

 シューツリー買うぞっ!!

 

  恐るべし(?)、高級靴。

 いや、結果的には「恐るべし」では無かったのです。

 正しくは、「❝流石❞、高級靴」ですね。

 だって、そのシューツリーは今でも大活躍しているのですから。

 

こうやって買いました

 さぁ、シューツリーを買う覚悟は決まりました!

 ・・・どうやって選ぶ??

 雑誌などで情報は集めましたが、僕のブーツに合うのはどれ?

 

 はいっ。靴を持ってデパートの紳士靴売り場へ

 僕って素直ですよねぇ。

 

 そして、これが正解でした。

 実物を持って行ったので、店員さんがシューツリーを入れて「適切なものはコレ!」と。

 あっさりと問題は解決されました。

 西武池袋本店さん、感謝です!(1回目)

 

お気に入り

 このシューツリーはブナ材で作られているそうです。

 適度な重さはあるのですが、長年使っていても壊れず、木も傷まず、使い心地も変わらず、丈夫ですね。

 何より、高級感あります!

 ツリーを入れた靴も高級感が増します!

 

 また、靴がカビた事も無いですね。

 

 そして、造形が美しい!!

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  ノーズの長さは程々で、人の足に合っていると思います。

 (おっ、良い木目出てますね!?)

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 トゥから甲への立ち上がりも適度です。

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 上から見るとシャープさは無いですね(笑)。

 でも、これが足に近いのでしょうね。

 また、甲の下に通気口がありますが、これが湿気を排出してくれているのだと思います。

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  カーブも丁寧な仕事で綺麗に仕上げられていますね。

 アーチや足裏の丸みも綺麗に作られています。

 ここが素晴らしいからだと思うのですが、このシューツリーは僕の手持ちの靴のほとんどにフィットします。

 それこそ、ローファーからブーツまで👍。

 

一番のお気に入りポイント

 

 これをきっかけにシューツリーの良さを知り、他にもシューツリーを購入しました。

 他については今後紹介できればと思います。

 で、手持ちの中で一番気に入っているのがこのシューツリーなのです。

 

 理由は、『ネジ式』だからでしょうね。

 というのも、バネ式は確かに甲皺やソールの反りを矯正する力は高いと思います。

 しかし、同時に靴・革を必要以上に伸ばしてしまうようにも感じます。

 特に、革にクリームを入れてあげた後にそう思います。

 それに対し、ネジ式は自分で調整ができ、❝ここまで❞で止める事ができます。

 ですので、靴に必要以上に力がかかりません。

 

 あとは、上で書いた事の繰り返しとなりますが、『殆どの靴に合う』ことです。

 冒頭のシューツリーの選び方として「靴のラストに合う」事と書きました。

 それと矛盾するかもしれませんが、「このシューツリーは僕の足に合っているのかなぁ」とも思えます。

 つまり、僕の足に合うシューツリーだから、僕の足に合わせた選んだ靴に合うのかなぁと。

 そして、足の個人差は良く分かりませんが、僕の足も人の足。

 ゆえに、「このシューツリーは人の足にあっているのかなぁ」と。

 

 このシューツリーは今でも良い買い物をしたと満足しています。

 だって、いまだに使い勝手が良く、プロダクトとして美しいから。

 西武池袋本店さん、本当に感謝です!!(2回目)

 

サイズ

 

 ご覧頂いてお気づきの方もおられるかと思いますが、サイズは『40』です。

 で、僕の靴はUK7hです。

 JP26cm、US8に相当しますね。

 

 ??

 

 「??」ですよね。

 僕の靴のサイズからすれば、41が適正となりそうですよね。

 でも、『40』なんですよ。

 

 参考までに、ジョンロブ7000ラスト7hD、チャーチ73ラスト75F、クロケット&ジョーンズ200ラスト7hE、LO.WHITEのスエード41、で使っています。

 トリッカーズはラスト不明ですが8で使っています。

 

 僕の場合は、デパートで実際に装着して頂いたのでこのサイズが僕にとっての正解だと受け止めています。

 個体差の可能性の有無は・・・分かりません。

 また、現行品よりかなり昔の製品なので、サイズ表記の変更もあり得るかと思います。

 ですので、店舗で実際に装着して確かめるのがベストでしょう。

 ネット通販であれば、交換可能だと嬉しいですね。

 でなければ、購入前に要相談でしょうね。

 

 

 

 では、では。


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