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僕のChurch's DIPLOMAT。(6)フィッティング ③ アーチと踵と履き口

 こんにちは。

 今日も晴れて、寒かったです。

 朝方なんて、寒くて目が覚めて、、、。

 こうなってくると、布団から出るのが・・・嫌だぁ。(苦笑)

 

 では前回の続きです。

 ラスト73のフィッティングについて書いています。

 その前に、

 僕の足についてですが、ZOZOMATの判定によると、

 ギリシャ型、やや細め(D)、甲の高さは標準的、

 との事で、この判定を前提に話を進めます。

 

 そして、僕のディプロマットのサイズですが、

 計測された数値に合ったサイズ(UK換算)となっています。

アーチ

 土踏まずを下から押されるようなフィット感はあまり無いですね。

 ただし、それを感じられる靴を探す方が難しい、というのが僕の足でもあるのですが。(苦笑)

 

 因みに、173でもアーチを下から押されるフィット感はあまり無いですね。

 それはサイズを変更しても同じでした。

 

 僕の足はアーチが高いのかなぁ???

  ともあれ、ここは特に問題という訳でも無いですね。

 

 靴の中から見てみましょう。

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  土踏まずから親指の腹へかけてきちんとカーブを描いて広がっています。(当たり前か)

 アーチのフィットが高い靴はここが急カーブになっているように思うのですが、

 73はそこまで急では無いかなと。

 

 外側からも見てみましょう。

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  アーチの箇所がきちんと奥へ凹んで足の形に沿っています。(当たり前か2)

 革のたるみも一切無く、無駄の無い曲面美ですね。

 

 

 踵

 ヒールカップのフィットは、タイトでは無いですが、緩めという感じでも無いですね。

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 足の踵の下部の膨らんだところにヒールカップが触るくらいです。

 アキレス腱の方から(上から)押さえられる感触は無いですね。

 

 深さは、深くも無いけれど浅くも無く、脱げそうな感覚は無いです。

 

 英国靴にはヒールカップが少し大きいものも多いように思うのですが、73はほどほどに小さく作られているように思います。

 やはり73の設計の考え方は、フィット感のしっかりある方向性だったのではないかと感じますね。

 

履き口

 甲の高い位置までタンが被る感じでは無く、

 履き口は若干広いのかもしれません。

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  履き口が十分あるので、足入れはスムーズに行えます。

 もちろん、緩くて脱げそうという程では無いので問題無しです!

 

 トップラインはしっかり低く抑えられていますね。

 くるぶしが当たって痛くなる心配は無いです!(大事)

 

まとめ

 足の前部を、甲の上から手でグッと掴まれるようなフィット感です。

 Fウィズとはいえ緩くは無いので、手でグッという感じだと思います。

 

 ノーズが長くは無く、足指の収まりもピタッとなので、縦(爪先〜踵)のフィットもピタッと来ます。

 足指は曲げられるくらいの余裕はあるのでキツ過ぎる訳では無いです。

 

 若干履き口が広く、踵もタイトでは無いので、感触としては靴の前部でフィットさせて履く感じですね。

 それでも踵は着いてきますし、後部が緩くて歩きづらいという事はありません。

 

 これが1940年に誕生したラストなのですね。

 靴は足にフィットさせて履くモノ、という靴文化を作ってきたラストなのでしょう。

 

 そして、今の僕が見ても、とても英国靴らしい形なのでは、と思うのです。

 「スマート」とか「エレガント」というよりも、

 「正統」とか「上品」という言葉が浮かびます。

 時代を超えて今も美しいのですから、本当にクラシックだと思います。

 

 ではでは。

 


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