こんにちは。
今日は晴れました。
意外と暑くはならなかったように感じました。
過ごしやすいと言えばそうなのですが、
なんだか上手くフィットできない僕、、、。
前回の続きです。
『メゾン マルジェラ』のランニングシューズタイプのスニーカー「50-50」を取り上げています。
Maison Margiela 50-50
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前回はフォルムや素材、フロントデザインとサイドデザインまでチェックしました。
ナイロンやメッシュ素材も使われ、フレームパーツと組み合わされ、ハイテクランニングシューズっぽい(!?)デザインが採用されているように思います。
フェイシング
レースステイも少し幅が大きいバランスですね。
端の処理加工が表に見えているので、インサイドアウトの手法でしょうか!??
前回の話と関係しますが、
丁度レースステイの下にサイドの補強パーツが見えますね。
その断面を見ると、かなりの厚みです!
裏地のクッション材だと思われますが、敢えてサイドにそうした素材を使うデザインなのでしょうね。
リフレクター
トゥガード中央からレースステイへ伸びる補強ラインの上端辺りからタンの半ばより上辺りまで、グレーのリフレクターテープが付けられています。
リフレクター素材はランニングシューズでよく使われますね。
その素材を採用する事で、スポーティーな印象が上がっていると思います!
因みに、更にその上部にはレザーに型押しされたカレンダータグがあります。
アウトサイドカウンター
ヒールの辺りを見ると、
ホワイトのスムースレザーの革の切り返しがあります。
前方はウェスト辺りから「く」の字を描いてレースステイへ伸びていますね。
ステッチから切り端までの余りが多くとられていて、ひらひらしています。
この特徴的なデザインは・・・
前靴「エボリューション」と同じですね!
もちろん、後ろ姿も同じです。
リアデザイン
ヒールタブはグレーのヌバックで、ブランドアイコンであるホワイトステッチが施されています。
ホワイトのスムースレザーによるアウトサイドカウンターがヒールカップを包むように重ね付けられています。
その下にはエメラルドグリーンの樹脂パーツが付けられ、ブランドアイコンのカレンダータグモチーフのデザインが刻印されています。
これらも「エボリューション」と同じですね!
そして、ソールもです。
ミッドソール
ホワイトのミッドソールは、近年の厚底という程ではありませんが、オーソドックスなランニングシューズに相当するくらいの厚みはあります。
ウェストの辺りに窪みがデザインされていますね。
ヒールにはエメラルドグリーンの色分け箇所があります。
フォルムは、前方は薄く、後方が厚い、前傾ラインです。
また、裾広がりで、特にヒールは張り出しています。
「エボリューション」と同じ(色違い)ですね。
アウトソール
外周にやや大きめのブロックパターンが並び、
中央は、前方が細かなトライアングルパターン、後方が削り跡のようなヘリンボーンパターン、
ウエストは大きな1つブロックで、カレンダータグが刻印されています。
「エボリューション」と同じ、オリジナルパターンのラバーソールですね。
今回はここまでです。
ではでは。