こんにちは。
今日も晴れました。
桜・・・そろそろ満開!??
なんとなく早い気がするのは僕だけでしょうか???
前回の続きです。
今春はランニングシューズタイプのスニーカーを履きたい気分という事で、
まずは僕の「Fast Track」を取り上げています。
Berluti Fast Track
前回は「後ろ姿」と「コバのような樹脂製パーツ」について書きました。
スニーカーでありながらも、ドレスシューズブランドならではのデザインを巧みに取り入れていましたね。
しかも『ベルルッティ』らしい大胆で洗練されたデザインで!
今回は靴の中をチェックします。
ライニング
ライニングには化学繊維が使われています。
公式サイトの記述によると、
「ブラックカラーナイロンのライニング」とあります。
クォーターに使われているナイロン生地よりも目が粗い、メッシュ生地になっています。
スポーツスニーカー、特にランニングシューズではよく見られる生地ですね。
ナイロンは摩擦にも強く丈夫ですが、吸湿性が低いのでメッシュ生地でカバーしているのかなと。
ところで、
ドレスシューズであれば革のライニングが使われるところですよね。
しかし、「ファストトラック」はスニーカーという事でナイロン生地なのでしょう。
でも・・・
所謂「レザースニーカー」時代のスニーカーではライニングにも革が使われる事が多かったように思います。
それを知る身としては、『ベルルッティ』でナイロン生地製ライニングというのはちょっとした驚きでした。(笑)
もちろん、足当たりはスポーツスニーカーのようにサラッと快適ですよ!
ただし、、、レザーでは無いので保革クリームは塗れませんが。(笑)
もう少しライニングの話です。
足首周り、すなわち、タンとクォーター、そしてヒールカウンターの上部、のライニングにはクッション材が入っています。
それにより、ふかっとした感触で足が包み込まれます。
スポーツスニーカーらしい履き心地が感じられる箇所ですね!
それに対して、ヴァンプやヒールカウンターの下部にはクッション材が入っていません。
メッシュ生地による薄いクッション性はありますが、アッパーのレザーの質感も感じられ、ドレスシューズに近い感じがするように思います。
ここに『ベルルッティ』らしい履き心地が現れていると思うのは気のせいでしょうか!?(笑)
カウンターライニング
ヒールのライニング(カウンターライニング)をチェックすると、
ナイロンメッシュ生地の上に山型の革製ライニングが付けられています。
銀面側では無く裏側(リバース)の微起毛した方を表に使っていますね。
踵が滑って抜けないようにする工夫と言われています。
ソックシート
ソックシートはブラックレザー製です。
踵から爪先まであるフルソック仕様です。
踵が乗る箇所にはブランドロゴが刻印されており、
ソックシートの淵より少し内側の全体にシングルステッチが施されています。
インソールの感触は、
グニャンとするような厚めのクッション性では無く、
薄めの高反発系のクッション性を感じます。
今回はここまでです。
ではでは。
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