こんにちは。
今日も晴れました。
日中は風もあり、寒さが戻りましたね、、、。
『オールデン』のキャップトゥダービーを取り上げています。
今回はこちらです。
Alden N3501 パンチドキャップトゥダービー
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ユーズドです。
サイズはUS１０1/2 でウィズはDです。
まずは（？）、進めます。
ラスト MODIFIED
本靴もモディファイドラストです。
今回のキャップトゥダービー特集では4モデル目のモディファイドラストです。
ざっとおさらいしますね。
1962年に誕生し、
X脚や0脚などを治すために開発された医療用矯正靴のためのラストでした。
そのため、もともとは一般向けの靴屋では展開されなかったようです。
しかし、1980年代にフランスのセレクトショップでモディファイドラストのVチップが展開されてから、ファッションとして世界に認められるようになりました。
履き心地の良さは折り紙付きで、その虜になるファンが日本でも増えていきましたね！
ウィズに十分なゆとりがあり、足指周りにストレスがかかりません。
それに対してウェストはギュッと絞られていて、アーチサポートがしっかりしているのが大きな特徴だと思います。
そこから独特のフォルムが生まれます。
前方にボリューム感があるのに対して、後方はコンパクト。
さらに内側へ捻ったようなバランスです。
ドレス寄りというよりはカジュアル寄り、、、
いや、そもそも医療用矯正靴のためでしたね。
パンチドキャップトゥ
トゥキャップの革の切り返しがあります。
長さも十分とられていて、ドレス感も感じられるバランスです。
縁には親子穴のパーフォレーションが施されており、
その下はシングルステッチ、その上はダブルステッチとなっています。
ギンピングはありませんが、子穴と似たステッチのピッチで、パーフォレーション 周りに存在感があります。
更に進みます。
ダービー
クォーターの革の切り返しがあります。
羽根の付け根から後方へ水平気味に伸びてから、急カーブを描いて落ちていくカットラインです。
オーソドックスでありながら個性も感じられるダービーデザインですね。
ヴァンプとクォーターの縫い合わせは近接したダブルステッチです。
羽根に注目すると、
6アイレットです。
一般的な数より1対多く、羽根自体も少し長目ですね。
鳩目は・・・！？？
これは後で取り上げます。
レースステイの脇にも近接したダブルステッチが施されていますね。
も一つ。
後ろ姿
ヒールは縫い割りで、上端はドッグイヤーです。
やや細長い耳が特徴的ですね。
ソールもチェックすると、
ヒールのコバは張り出していません。
シングルウェルトのグッドイヤーウェルト製法ですね。
と、ここまでのデザインは、前々靴「56201」、前靴「56251」と共通していますね。
ただし、本靴では型番号がかなり違っていて「N3501」ですが。
そしてやっと本題です！
デザインが共通していて型番号が違うという事は、
違いがあるという事ですよね。
それは・・
また次回です。
今回はここまでです。
ではでは。
