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作家さんの言葉から。

 こんにちは。

 今日は天気も良く、

 日差しが眩しいくらい。

 

 さて、今日も夜のニュースをチェックしました。

 公共放送での番組の流れが面白かったので、書いてみます。

 

 冒頭はこんな感じだったと思います。

 「自粛疲れ」から「自粛ストレス(合ってるかな??)」というニュース。

 都内街頭インタビューで「四人家族で家に居ると、、、」みたいな。(苦笑)

 そして、知事会の映像では皆さま揃って「気の緩み」に対する危惧の声。

 その他、新規感染者数の減少、医療現場では少しキャパの余裕が、でも重症患者のケアは逼迫、などなど。

 

 この辺りで僕が思ったのはこんな事でしょうか。

 確かに、油断をすると隣国で起きているような再燃の恐れがありますね。

 かといって、気を緩めるな!と張り詰めた状態でい続けるのも精神面が危険かも。

 う〜ん、「気の緩み」という言葉がどうにかならないでしょうかねぇ・・・。

 気は緩めないと精神面が持たない。

 でも不用意な行動が広がるとリスクが再燃して社会が持たない。

 気は緩めつつ、注意は怠らないように。

 長期戦を想定するなら尚更のこと、ではないかと。

 

 あと、医療現場の映像が見られたのですが、防護服がちょっと頼りなさげ・・・。

 やはりここに負担をかけてはいけませんね!!

 

 さて、番組は進みます。

 登場されたのは、ドイツ在住の芥川賞作家・多和田葉子さん。

 ドイツの状況や社会的背景などもお話ししてくれました。

 各国の様子に対してチクリと刺さるコメントも良かったです。

 「コロナテスト」や「フェイクでは無くフィクションを作る」といった言葉から、あれこれ考えさせられました。

 

 確かに、コロナ対応の中で炙り出された人の姿はありますね。

 ただ、僕はその瞬間がその人の全てだとは思いたくないかな。

 誰もが万能なわけでは無いですし、

 失敗しない人はいないし、

 それを後悔する人、そこから学んで変わる人、を信じたい。

 

 フィクションは虚構、作り話、と訳されますね。

 すなわち、作家が作り出した物語。

 その物語に感動したり、力をもらったり、癒されたり、学ぶ事もあります。

 それには正しい情報から紡がれているフィクションである事が重要なのかな。

 フィクションという嘘の中に真実があるからこそ、その物語に共感できるのかもしれません。

 また、フィクションが理想像となって希望が持てるのかもしれません。

 それって未来が読めない現実社会と同じなのかもしれませんね。

 今分っているファクトを紡いで将来の計画を立てる、希望を描く、と。

 もしフェイクな情報に基づいてフィクションが作り出されたなら、、、

 全てが嘘になります。

 そこに希望を見出せるのだろうか???

 

 そして、ご自身の様子については、本を読める時間が嬉しそうで、友達とご飯を食べる日を想像して楽しんだり。(笑)

 シンプルライフに帰りましょう、楽しみましょう、って。

 

 で、僕は振り返りました。

 そういえば、番組冒頭で家に居る事が辛いと言う人がいましたね。

 そして、家に居る時間を楽しむ人がいる。

 当たり前ですが、人それぞれ、十人十色。

 今サバイバルするのに必要な能力は家での時間を楽しめる事でしょうね。

 いや、どんな状況であれ、サバイバルするのに必要な能力は今を楽しめる事なのかもしれませんね。

 今さえ良ければ良いという意味では無く、

 今を絶望しないという意味で。

 

 コロナテストじゃ無いですが、環境や価値基準がガラッと変わったと思います。

 今まで価値の高かったものの価値が下がり、

 価値の低かったものの価値が上がる、

 みたいな。

 例えば、

 都心・駅前立地が一等地でしたが今は郊外・住宅立地が逆転しているかも。

 高級ブランドの服飾品よりも使いやすい家庭用品が選ばれているのかな。

 外でアクティブに過ごす人が元気でしたが、今は家でのんびり過ごせる人が元気です。

 もちろん、事態が収束すれば価値基準もまた変わりますが。

 今度はどんな事になるのだろう??

 新しい世界を見てみたいな。

 

 ではでは。


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