こんにちは。
今朝は(も)小雨から始まり、日中はじめじめ。
気温は涼しかったですけどね。
先日、いつものようにBlogを書くためにHatena Blogを開いた時、
トップページに何だか妙に気になった記事がありまして、
自然に惹き込まれて読んでしまいました。
その記事が↓です。
読み終わって以来、
ずーっと悶々と考えてしまいました。
そう、そうですよね。
そうだよ、これ、これ。
これは大きな問題だと思います、僕も!
その問題というのは、
接触確認アプリに不具合があった時に、
その開発をされた方々への誹謗中傷が酷かったそうで、
その方々の心が砕けてしまったとの事。(悲)
どうやらアプリを開発をされた方々というのは、
新型コロナ問題に対して自分のスキルで何か役に立てないか、
皆さんの為に自分に何か出来ないか、
という善意で、
自分の仕事の他に時間を割いて、
取り組んで下さったのだと。(感謝)
僕はアプリ開発とか、ITの世界について、決して明るくは無いのですが(苦笑)、
有志で200名以上の方々が関わったというのですから、
片手間でできるような簡単な仕事では無い事が伺われます。
この記事がどこまで正しいのか、僕には分かりません。
ただ、このアプリは
目に見えないウイルスをある意味「見える化」しようという技術で、
それはウイルスの脅威から皆を守る可能性があるという前向きな取り組み、
という事は分かります。
こういう方々が頑張ってくれるから、世界は少しづつ良くなっていく可能性があるのではないでしょうか?
社会の課題について考えてくれて、
正解が見えない中で解決策を模索してくれて、
失敗しても挫けずに前進してくれる人々の努力のおかげで、
課題は解決されるのだと思います。
それがイメージできないというのであれば、
それこそが今の日本の状況という事ではないかと思うのです。
世の中を良くしたいと頑張る人が育たない国、
課題を解決できない国、
取り残されていく国。
別に現政権や現都知事の肩を持つつもりはありませんが、
刻々と状況が変化していく中で、
多くのスタッフが動かなければ実施できない事情を抱えて、
何が正解か分からない状況で、
責任ある決断を速やかにしなければいけません。
そして、新型コロナ問題だけを考えれば国民の生活を守れる訳では無いですよね。
国内だけを考えていれば国民の安全が守れる訳では無いですよね。
簡単な仕事でしょうか?
にもかかわらず、間違いを許さない、徹底的に批判する、理想論を正論として振りかざす、という声が目に余るのは僕だけでしょうか?
後から批判をする事は簡単です。
既に答えが出たのですから。
では、自分で一番最初に決断できますか?
そこで間違いのない決断ができますか?
間違えたら徹底的に批判されるプレッシャーの中で、できますか?
複雑な問題について、理路整然と、1つの過ちも無く、完璧に説明し、実行できる人が世の中にどれくらいいるのでしょう?
俗に天才と言われる人達でしょうが、
そういう頭脳をもってしても未だ特効薬もワクチンも、完璧な対策でさえ、出てきていないのです。
リーダーって必ず天才なのですか?
リーダーって必ず完璧なのですか?
複雑な問題は、様々な要素が絡み合っている訳で、
その中から不具合のある1要素を抽出して批判する事は簡単です。
それがあたかも全ての不具合であるかのように極大化して批判されたとしたら、
それが真実ですか?
確かに不具合のある1要素については真実かもしれません。
でも、全てが不具合であるというのは違うでしょう。
そういう批判のされかたを受けて、建設的な議論が出来るでしょうか?
感情を押し殺して、屈辱に耐えて、繰り返し繰り返し説明をする所から。
それが仕事だと言われればその通りですが、「人間」です。
気持ちが折れてしまっても何ら不思議ではないと思います。
個人的には、
無責任なご意見番・評論家の方々は、極々一部の限られた人達で、
大多数の国民は良識をもって生活されているから、
他国と比べてもその層が広く厚いから、
日本はやはり良い国だ、と思います。(願)
しかし、日本でもネット・SNSが原因で偽情報に振り回されて社会が混乱したり、
今回紹介した記事のように善意の人達の意欲を潰したり、
命を断ってしまう人が出るほどの悪影響が出るようになり、
極々一部の限られた人達の弊害が無視できないようになってきているのかもしれませんね。
当人は正義を実行しているつもりなのかもしれません。
しかし一歩引いて俯瞰して見ると、迷惑な事をしている訳です。
残念ながら、報道のプロと言われるところであっても、
先に批判ありき、
先にシナリオありき、
での情報の切り貼りやコメントの調整など、
はありますが・・・。
あぁ、、、愚痴っぽくなってしまいました。(疲)
ではでは。