こんにちは。
今日も晴れました。
暑くはなってきていますが、
今の所少しづつ・・という感じなのが救いなのかな。
前回の続きです。
今季の僕はスリッポンな気分です!
「王道」は前に取り上げた事があったので、
今回は「王道の次」のスリッポンに注目しています。
ここまで、
『グッチ』の「ホースビットローファー」に始まり、
『プラダ』、『ドルチェ&ガッバーナ』、『ヴァレンティノ』、でアイコン装飾が付けられたモデルを、
『サンローラン』流のホースビットローファーを、
チェックしてきました。
その流れで、(?)
次は金具装飾をアクセントにした今っぽいスリッポンを見ていきたいと思います。
まずはこちらから。
GUCCI ヨルダーン
ん??
ホースビットローファーでしょう?
最初に取り上げたのでは?
・・確かにそうなのですが、
あちらはクラシックな「1953」モデルの方。
今回取り上げさせて頂くのは現代的なモデルの方です!
公式でも販売されています!
ちなみに、最初にホースビットローファーの魅力について書いていた時に拝読させて頂いたこちらの記事で掲載されていたモデルも「ヨルダーン」ですね!
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それでは靴を見ていきましょう。
フォルム
幅は普・・・
というより何より、ロングノーズです!
本靴の最大の特徴であり、「1953」との大きな違いは、
パッと見てすぐわかるロングノーズです!!
公式サイトでは「エロンゲーテッド トゥ」と記載されていますね。
「引き伸ばした」とか「細長い」といった意味でしょうか。
90年代終わり頃から2000年代以降に紳士靴で大きく変わったのがノーズ長ではないかと個人的には思っています。
始まりはイタリア、
特に『DOLCE&GABBANA』、そしてトム・フォードによる『GUCCI』の影響力が大きかったように思います。
そして、数々のイギリス老舗靴ブランドまでも新しいラスト(木型)に切り替えていったほどの大きな変化でした。
それから現在に至るまでスマートなノーズ長のドレスシューズは定番となっていますね!
個人的には現代的なフォルム(ラスト)と捉えています。
その後、中庸なノーズ長のクラシカルなドレスシューズの魅力もあらためて見直されたと思います。
ですので現在は、
中庸なノーズ長も、ロングノーズも、お好みでどうぞ、
という状況なのかなと思っています。(笑)
話を戻します。
幅はすっきり細く見えますが、
ノーズ長の影響もあるので案外普通くらいは有ると思われます。
インサイドカーブは抑えめで、
アウトサイドカーブが効いていますね。
ウェストは絞られています。
ヒールは普通くらいでしょうか。
全体的に「く」の字を描くような、カーブを感じるフォルムです。
足にフィットしそうな内振り寄りのような印象ですね。
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フロントデザイン
サイドの革とヴァンプの革に継ぎ目が見られません。
一枚革で構成されているようですね。
U字型のエプロン箇所は、
側面いっぱいまで広がる大きさでは無く、
一回り内側くらいのサイズです。
そして、
革を摘み上げてステッチをかけた「つまみモカ」でしょうね。
ボリューム感は控えめで、ステッチも細やかです。
ここは、「1953」とは異なるデザイン箇所です!
「1953」モデルでは、U字型のエプロンは側面いっぱいまで大きく広がるサイズでしたね。
また、サイドの革の端をヴァンプの革で挟んでステッチをかけた「被せモカ」が採用されていました。
全体的にボリューム感のあるモカでしたね。
それに対して、
「ヨルダーン」はすっきりとした、スマートなモカになっていますね。
今回はここまでです。
ではでは。
追記
楽天にも有りました。
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