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キャップトゥダービーで! (10)CROCKETT&JONES SEDBERGH2

 こんにちは。

 今日も・・・晴れて、暑かったぁ。

 連日ですからね、、。

 もはや都市も砂漠環境!?!?

 涼めるスポットは本当にオアシスですね。(大感謝)

 目の前の安全は今有るものでどうにか対処するとして、

 これからの社会のあり方を根本的に見直す必要があるのかな。

 

 『クロケット&ジョーンズ』のキャップトゥダービーを取り上げています。

 今回は、こちらです。

CROCKETT&JONES SEDBERGH2

www.tradingpost-online.jp

 SUMMER SALEという事で、ログインしないと見られません。

 

 『Trading Post』さんのこちらの記事でも紹介されています。(感謝)

tradingpost.jp

 2022年3月15日付けの『Trading Post 銀座店』からの情報ですので、現行モデルでしょうか。

 靴を見ない事にはなかなか伝わらないと思いますので、画像を1枚お借りさせて下さい。

https://tradingpost.jp/admin/wp-content/uploads/2022/03/org-CJ20236%E3%80%80クロケ.jpg

 

 記事によると、

 2018年から続く<Black Collection /ブラックコレクション>のひとつで、

 クラシックな顔付きに機能性の高い今風の素材を融合させたクロケット&ジョーンズ独自のライン

 とのこと。

 

 ラストは375ですので、前回取り上げた「SANDHURST」と同じですね。

maeego.hatenablog.com

 伝統的なカントリーラスト325をベースに、フィット感を上げた現代的なカントリーラストでしょうか。

 

 5ホールのダービーで、キャップトゥで、

 トゥキャップとクォーターのダブルステッチは少し間隔が空いていて、

 ストームウェルト使用のオールアラウンドグッドイヤーウエルト製法ですので、

 一見すると「SANDHURST」の色違い??のようにも見えますよね。

 でも、違いがあるのです。

 

BEAMS Online Shop

 

 例えば、アッパー。

 「SANDHURST」ではダークブラウンのスコッチグレインレザーが使われていましたよね。

 

 「SEDBERG2」もグレインレザーではあるのですが、

 「Pebble Grain」と呼ばれる小石になぞらえた型押しになっています。

 スコッチグレインレザーよりも凹凸が緩く、天然模様のように上品でソフトな印象ですね。

 カラーもブラックですので、よりドレス寄りな狙いだと思います。

 それでいてキズや汚れが目立ちにくい型押しなので、実用的なデイリーシューズに合っていますね。

 

 ダークブラウンのスコッチグレインレザーも落ち着いた雰囲気でしたが、

 ブラックのペブルグレインレザーはよりドレス寄りな雰囲気でしょうか。

こうこく

 

 そして、鳩目も違います。

 「SANDHURTS」はカジュアル寄りな外鳩目でしたよね。

 「SEDBERG2」は表から金属が見えませんので内鳩目(ないし鳩目無し)となっています。

 これはオックスフォード(内羽根)のドレスシューズと同じ仕様ですね。

 

 また、ヒールのデザインも明らかに違いますね。

 「SANDHURST」は内外両側のクォーターがヒールのセンターで縫い合わされた縫い割りでした。

 「SEDBERG2」はクォーターの上からアウトサイドカウンターの革の切り返しが縫い付けられています。

 ここは明らかに違うデザインですね。

 

 

 さらに、ソールも違います。

 「SANDHURST」ではゴツいコマンドパターンでありながら軽量なVibram Cleated Soleが使われていました。

 

 「SEDBERG2」ではVibram Vi-Lite Soleが使われています。

 ソールパターンはゴツいコマンドパターンなのでほぼ似ているのですが、より軽い発泡素材で出来ています。

 もちろん耐久性には優れているとの事。

 画像で見た感じからも、質感の違いから軽そうな感じが伝わってきますね。

 しかし、厚みはしっかりあります。

 

 

感想

 前回「SANDHURST」を取り上げた時に、カントリー寄りからのキャップトゥダービーと書きました。

 とうのも、ダークブラウンのスコッチグレインレザーに外鳩目の外羽根というカジュアル寄りなアッパーデザインと、ストームウェルト仕様のオールアラウンドグッドイヤーウエルト製法でコマンドタイプソールというゴツいソールデザイン、でしたので。

 

 そういう意味では、今回の「SEDBERGH2」でも近いデザインが見られますよね。

 であれば、「SEDBERGH2」もカントリー寄りからと言えそうです。

 

 ただし、「SEDBERGH2」はもう少しシックでドレス寄りに仕上げられています。

 ここでやはりキャップトゥが効いてくるように思います。

 適度に畏った印象になるかなと。

 そこから、現実的で現代的なドレスシューズにも見えてくるように思います。

 

 そうしてあらためて前回の「SANDHURST」を見直すと、

 カントリー寄りのようにも、

 現代的なドレスシューズのようにも、

 見えてくるのです。(笑)

 つまりは、カジュアル要素とドレス要素のバランス感ですね。

 キャップトゥでもダービーですと、自由度も広がるのかな!?

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

三越・伊勢丹オンラインストア


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