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キャップトゥでもダービーで! Edward Green BORDON ⑰ 目付

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 気温も今のところ暑過ぎない感じで安定してくれていて、

 このくらいがちょうど良いですね。

 

 僕のエドワードグリーン「BORDON」を取り上げています。

 ここまで主にアッパーを見てきました。

 次はその下のソールを見ていきましょう。

 

 今回はコバです!

コバのウィール

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 グッドイヤーウェルト製法ですので、コバが少し張り出しています。

 そのコバの上には出し抜いのステッチが走っています。

 

 そのコバをよぉ〜〜く見ると・・・

 エッジのところに細かな凹凸がありますよね!?

 目付です。

 

 以前にも読ませて頂いた記事なのですが、

僕のChurch's、ラスト73の新旧モデル。 ⑥ アウトソール (2) - 靴と歩む、僕の...

 今回に関わる大事な事が書かれているのでもう一度!(再感謝)

allabout.co.jp

 『エドワードグリーン』の目付についての記述がありますね!

 「平目付」と「細目付」のハイブリッドで「面取り目付」と言うのですね。

 

 「BORDON」をチェックすると。

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 アッパー寄りの奥の方に出し抜いのステッチがあり、そこには目付がされていません。

 その外側のコバの角を落とし、その上だけに細目付がされていますね。

 一手間、いや二手間?、いやもう一手間??

 細かいところですが手間がかけられていますね。

 

 

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 さて、目付には「出し抜いの糸を目立たなく」する役割があると言われます。

 しかし、本靴では出し抜いの糸がコバの色より若干明るい色となっています。

 ですので、目付に関わり無く、出し抜いの糸がさり気なく主張するデザインなのでは無いかと思います。

 

 また、目付は「出し抜いのピッチの目安」としての役割があるとも言われます。

 そうした影響があるのかどうか分かりませんが、本靴も出し抜いのピッチは整っています。

 それを魅せるために色を・・!??(笑)

 

 僕が思うに、本靴ではやはり装飾デザインなのかなと。

 ユタカーフや出し抜いの糸の色と比べれば、幅狭で細かな目付は殆ど目立たないですよね。

 だったら無くても良さそうなものですが、

 やはりよく見れば見えるもので、

 細部への手間隙が上質な靴である事を伝えていると思います。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

おまけ

 ユタカーフを使った靴を楽天で見つけました。

 

 ラスト202のUK71/2Eです。

 状態もかなり良いですね。

 

 


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