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僕のChurch's、ラスト73の新旧モデル。 ⑥ アウトソール (2)

 こんにちは。

 今日も晴れて、少し暖かくなりました。

 おかげさまで無事平穏な1日を過ごせました。

 

 昨夜の揺れは結構長く、大きく、東日本大震災の記憶が蘇りました。

 東京でこれだったら、震源に近い地域は・・・

 夜が明けて、昨夜の地震の影響が伝えられてきましたね。

 被害も出てしまったようで、、、残念です。

 まだ1週間程度は安心が出来ないそうですね。

 コロナ禍もありますので、心配です。

 被害が広がらないと良いのですが。

 

 では前回の続きです。 

 アウトソールの違いをチェックしていました。

 コバの張り出しについて注目したのですが、

 もう1つ明らかな違いがあります。

コバ

 ←が旧チャーチで、→が新チャーチ です。

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 コバをじーっと見ていると違いが・・・

 そう、目付けです!

紳士靴のウェルト……「目付け」の種類について考えてみた [男の靴・スニーカー] All About 

 旧チャーチは、コバ全体にくっきりとした大きな目付けが綺麗に施されています。

 いわゆる粗目付けでしょうか。

 出し抜いの糸の上にも目付けが被っていて、ステッチがほとんど目立ちませんね。

 均等な目付けは丁寧な仕事だと思います!

 

 これに対して、

 新チャーチ は、出し抜いのステッチの外側に細かな目付けが施されています。

 コバの端の面取りがされていないので、

 面を取らない面取り目付け?

 面取らない目付け??

 普通に、細目付け、で良いのかな???

 出し抜いの糸の上には目付けが無いので、ステッチは丸見えですね。

 

 目付けも目立つディテールですので、(目!)

 一般的には荒目付はカジュアルなデザイン、

 細目付けや目付け無しはドレスやフォーマルなデザイン、

 と言われていますね。

 そういう意味ではBUCKはカジュアルな目付け、DIPLOMATはドレスな目付け、となるのでしょう。

 ただ、仕事の細やかさという点では、BUCKに軍配が上がるかなぁ。

 よりカジュアルなデザインなのに、きちんとした印象が強いのは旧チャーチの方なんですよね。

 

まとめ

 コバに注目をすると、新旧チャーチの違いが現れていると思います。

 

 旧チャーチは、張り出しを抑え、特にウエストはギリギリまで削られています。

 目付けも均等に綺麗に施されています。

 丁寧な仕事ぶりで、古き良き品格が感じられますね。

 

 これに対して、

 新チャーチは、コバの張り出しがあり、目付けも弱めです。

 旧チャーチと比べれば、仕事が大雑把と言えなくも無いのかな・・・。(苦笑)

 

 昔の方が品質が高かったという声は、こういう違いを捉えての事なのかもしれませんね!?

 

 ただし、新チャーチのコバは現代の靴として意図的にデザインされているのかもしれませんね。

 というのは、コンパクトで華奢な靴がエレガントとされていた時代とは違うようにも思えるので。

 現代のドレスシューズは長く大きくなっていますよね。

 エレガントという意味では、細く長くでしょうか。

 そして、ボリューム感も増しています。

 そんな現代の感覚に合わせて、新チャーチのラスト173のドレスシューズは、コバの存在感を隠さず、ソールがアッパーをしっかり支えるようなバランスにデザインしているのかもしれませんね。

 

 僕のディプロマットはラスト73ですが、新チャーチのデザインとして、これも有りなように思えます。

 だから今の服との相性も良いのかもしれませんね。

 

 僅か数ミリの違い、

 しかも、靴底という脇役といいますか、まさに裏方といいますか(笑)、の違いに過ぎない箇所かもしれませんが、時代の美意識が現れているように思います。(楽!)

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 

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