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「王道の次」のスリッポンを探求! Christian Louboutin 歴史 (弍)

 こんにちは。

 今日は晴れました。

 久しぶりの日差しかな、という感覚でしたね。

 気温は暑すぎず寒すぎず。

 

 前回の続きです。

 『Christian Louboutin』のドレス感のある室内靴のような雰囲気のスリッポンを取り上げようとしています。

 これまで取り上げた事が無かったブランドですので、

 まずは歴史からチェックしています。

 

 前回は、1964年1月7日にパリで生まれたところから、幼少期、10代の頃、まで書きました。

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歴史 (続)

 こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)

クリスチャン・ルブタン - Wikipedia

クリスチャン ルブタン / CHRISTIAN LOUBOUTINに関する最新記事 | Vogue Japan

【クリスチャン・ルブタン】 彗星のごとく現れた若き新星の歴史 | ハイブランド.com

【クリスチャン・ルブタン】 ルブタンを履けばセレブの仲間入り? | ハイブランド.com

 

 最初の仕事はキャバレーの楽屋で演者をサポートすることでした。

 そこで女性達に自作の靴を試してみるよう申し出るなどしましたが、大部分の女性から断られたそうです。

 この頃からミック・ジャガーアンディ・ウォーホルと一緒にクラブに浸り、ナイトシーンの虜になっていました。

 

 1980年、ミュージックホール『フォリー ベルジェール』に職を得ました。

 

 世界の文化にも興味があり、10代後半はエジプトとインドで過ごしました。

 この旅の中でハイヒールの精巧なポートフォリオを作成し、

 これを持って1981年にパリへ戻ります。

 このデザインが認められ、

 1982年、当時『クリスチャン ディオール』の靴の製作をしていた『シャルル ジョルダン』の下に移りました。

 

 その後、スパイクヒールを発明した『ロジェ ヴィヴィエ』のもとに行き、昔からの憧れだったロジェ・ヴィヴィエの弟子となりました。

 

 その後、フリーランスとなったルブタンは、『シャネル』、『イヴ・サンローラン』、『エルメス』などで女性靴をデザインするようになりました。

 さらに『VOGUE』でも働きました。

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 1991年、自身の名を冠した靴のブランド『クリスチャン ルブタン』を創業しました。

 1992年、ルーブル美術館近くのカーケード街にブティックを開業しました。

 

 最初の顧客はモナコ公国グレース・ケリー公妃の娘カロリーヌ妃でした。

 1991年12月、まだショップを立ち上げて間もない頃にカロリーヌ妃がパリのサロンを訪れました。 

 大変気に入られたカロリーヌ妃が褒めちぎり、

 そのコメントをジャーナリストが掲載し、

 ルブタンの名が世界に広まっていきました。

 

 1993年、ルブタンの代名詞となる「レッドソール」が登場しました。

 

 マドンナはプロモーションビデオやコンサート等で事あるごとに『クリスチャン ルブタン』の靴を履き、世界にルブタンが知られました。

 

 1994年にニューヨークに路面店をオープンしました。

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 2002年、イブ・サンローランが他のデザイナーとコラボレーションした最初で最後の出来事でした。

 その後も、『ランバン』、『アレキサンダー マックイーン』、『ダイアン フォン ファステンバーグ』、『ヴィクター&ロルフ』、『ジャンポール ゴルチエ』など多くの有名ブランドのコレクションに関わりました。

 

 デザインのインスピレーション源のひとつに中東文化を挙げていて、ウズベキスタンからヨルダンまで旅をした自身の体験が大きく影響したとしています。

 

 現在はハンドバッグのラインも立ち上げています。

 

 2010年、銀座に日本初の路面店をオープンしました。

 

 2012年、化粧品部門『クリスチャン ルブタン ボーテ』がスタートしました。

 

 2013年、映画『ファイアbyルブタン』が公開されました。

 

 主力のレッドソールのパンプツをはじめとする靴の他、スニーカーやブーティ、サンダルなど多くの種類を充実させています。

 メンズラインもあります。

 鞄、財布、バッグチャームやカードケースなど、小物も充実しています。

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 トレードマークは「レッドソール」と呼ばれる真紅の靴底で、

 アメリカでは商標登録しています。

 

 誕生のきっかけは、ルブタンがショーの靴に物足りなさを感じていた際、部下が足の爪に赤いマニュキュアをしていたのを見て、靴底を赤く塗るアイディアが浮かんだこと、です。

 

 クリスチャン・ルブタン自身がデザインし、装飾を担当した「レッドソール」は、靴への情熱をそのまま反映したものとコメントしています。

 

 エレガントでセクシーなデザインは多くの大物セレブ達を魅了し、マドンナ、レディー・ガガサラ・ジェシカ・パーカーニコール・キッドマンカトリーヌ・ドヌーヴ達を顧客に持っています。

 

 サラ・ジェシカ・パーカーといえば、大人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の主演キャリーを務め、『マノロ・ブラニク』や『ジミー・チュウ』を世界中に知らしめましたね!

 彼女はプライベートでもハイヒールをこよなく愛し、『クリスチャン ルブタン』の大ファンでもあり、自身の結婚式で『クリスチャン ルブタン』の靴を履きました。

 

 ヴィクトリア・ベッカムはイギリスのキャサリン妃に『クリスチャン ルブタン』のブーツをプレゼントし、ほとんどイギリスのブランドでコーディネートされるキャサリン妃がフランスブランドの『クリスチャン ルブタン』を履きました。

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 レッドソールへのこだわりがうかがわれるエピソードが書かれた記事を読ませて頂きました。(感謝)

【クリスチャン・ルブタン/Christian louboutin】の評判とクチコミは!? | ハイブランド.com

 ルブタンの象徴とも言えるレッドソールが有名になればなるほど、当然出てくるのが模倣品や偽物、コピー品です。

 それに対して、『クリスチャン ルブタン』ではレッドソールを商標登録し、その権利の保護に努めています。

 

 そうした戦いの中で最も有名に話題になったのが『イブ サンローラン』との争いです。

 フリーランス時代に靴作りをしたルブタンからすると皮肉な運命と言えます。

 

 2011年、『イブ サンローラン』がレッドソールを模倣した商品を販売したとして訴えました。

 一度は認められなかったのですが、

 控訴してレッドソールの商標権を一部認めるという判決を勝ち取りました。

 この”一部”というのは、ソールの色だけが赤で、他の部分の色が赤以外の、対照的な色使いだった場合にその権利を認めるというものでした。

 

 こうした裁判を通して、レッドソールは『クリスチャン ルブタン』の象徴、オリジナルのものだという事を世間に知らせているのです。

 

 独自の高い美意識を持ち、それがしっかり反映された靴を作っておられるブランドですね!

 今回はここまでです。

 ではでは。

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