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さり気なく、華やかに、シングルモンク。 (88)Enzo Bonafe EB31

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 多少肌寒さはありますが、過ごしやすくなって来ましたね。

 ふと木に目を向けるとピンク色の花がちらほらと!?

 

 今日は3.11です。

 ニュースで知ったロッテ・佐々木朗希投手。

 記事も見つけました。

ロッテ・朗希 被災から11年…20歳となって自らの使命見つけた「小さい子たちの道しるべ」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 辛い気持ちもおありかと思われますが、プロ野球選手として立派な姿を見せて下さいました。

 こうして情報が伝わることで少しでも理解する事ができ、考えることができます。

 そうした機会を与えて下さった事に感謝です。

 おひとりおひとり心の傷は違いますし、今の気持ちも違いますよね。

 好意的に受け取ることが難しい方もおられるかもしれません。

 勇気や元気をもらえる方もおられると思います。

 僕は、これからの活躍がますます楽しみです!

 

 エンツォ・ボナフェのシングルモンクを取り上げています。

 今回はこちらです。

Enzo Bonafe EB31

 一見すると前回取り上げたモデルと同じ??

 でも、違いがあるのです!

ラスト49045

 商品説明欄に記述されているダブルモンク「3873」というのはこちらでしょうね。

 その「3873」の商品説明を見ると、木型のところに「49045」とあります。

 直営サイトの方では記述もありますね。

Enzo Bonafe / エンツォ ボナフェ EB31MOD シングルモンク VITELLO NERO ブラック

 という事で、本靴のラストは49045です。

 

 日本向けの日本木型ではなく、イタリアン木型なのですね!

 そして、日本では『Refare』だけの展開なのですね!!

 更に、シングルモンクは『Refare』だけのオリジナルデザインなのですね!!!

 

 フォルムをチェックしましょう。

 ノーズ長はロングという程では無く、前靴と同じくらいでしょうか??

 すなわち、スマートな長さの現代的なクラシックと言える感じかと思います。

 

 でも、前靴と比べると、少しショートノーズ気味にも見えますね・・・。

 その理由は、おそらくトゥだと思います。

 前靴はコンパクトなエッグトゥだったのに対し、

 本靴はスクエアトゥです。

 先端が途中でカットされたようにも見えるので、若干ノーズが短い印象になるのではないかと。

 

 また、爪先に幅が生まれる影響から、ボールジョイントからトゥへの窄まりも少し緩やかですね。 

 そして、イタリアン木型からなのかもしれませんが、ヴァンプに高さもあるように見えますね。

 これらによって、ヴァンプがゆったりとした、ボリューム感があるように見えます。

 

 こういう感じがイタリアンクラシックなのかもしれませんね。

 

 

横顔

 クォーターの革の切り返しがあり、ダービー(外羽根)をベースとしたシングルモンクです。

 Vフロントのような羽根や、

 羽根の付け根から後方へ短いカーブでソールへ落ちるカットラインは、

 前靴と同じデザインですね。

 

 ここでソールにも注目しておきましょう。

 薄いシングルレザーソールです。

 ウエストを見ると、特に削られておおらず、平コバのままですね。

 トゥからヒールの手前まで細かな目付が施されています。

 コバの仕上げは前靴とは違いますね。

 

ストラップ、バックル

 僅かに太いストラップや、

 少しボリューム感のあるコの字型のシルバーバックルも、

 前靴と同じデザインです。

 

ソール

 底付けはハンドソーンウェルテッド製法ですので、

 やはり前靴と同じでしょうね。

 

 本靴と色違いの同じモデルの画像です。

 ヒドゥンチャネル仕上げです。

 ウエストに注目すると、前靴ほど「く」ってなっていませんね。

 

 

感想

 パッと見た感じは前靴と同じような印象、

 実際、全体のデザインも共通していると思われます。

 

 しかし、木型ははっきりと違いますね。

 前靴はエッグトゥだったのに対し、

 本靴はスクエアトゥです。

 

 前靴はスマートな印象やソフトな印象で、イギリス靴に近い印象もありました。

 それに対して、

 本靴はガチッとした印象や力強い印象がしますね。

 

 この印象の強さはイタリア靴らしいように思います!

 やはり、イタリアンクラシックというのはこういう感じなのかな!!

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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