こんにちは。
日中は穏やかな冬晴れでした。
日が短いので、もっと大事に過ごしたいなぁ。
前回の続きです。
いよいよチェルシー8を見てみましょう!
CROCKETT&JONES CHELSEA8
|
デザイン
バンプ側(前)とヒール側(後)の革の切り返しがあるタイプのデザインです。
ゴアの中央下に縫い合わせのステッチがありますね。
流石にクロケット&ジョーンズらしく、細やかで乱れの無いステッチです。
ゴアに注目すると、下に向かって窄まっていくV字に近いラウンド形ですね。
他所ではあまり見ない特徴的なデザインだと思います。
それでいて、目立ち過ぎないデザインというところが絶妙ですね!
シンプルなサイドゴアブーツにさり気なく個性をもたらしています。
シャフトの高さは僅かに短め、
プルストラップはヒール側のみです。
ヒールも高く無いですね。
快活で現代的なスマートさを感じます!
ラスト341
2003年12月に登場したラストだそうです。
トラディショナル寄りで、フォーマルからカジュアルまで多目的に活躍するメインコレクションのラストのようですね。
因みに、341はメインコレクションのキャップトゥ「KENT」で採用されています。
丸みを帯びた小ぶりなエッグトゥですね。
ノーズも長過ぎず短過ぎずで、現代的なミディアム(?)な長さです!
そのおかげで、特に幅の狭いラストでは無いのですが細身に見えるシルエットになっていますね!
ヒールカップもコンパクトです。
甲はやや高めのようですね。
BLACK WAX CALF
チェルシー8のブラックカーフのモデルはワックスカーフが使われてい(るはず)ます。
通常のカーフより撥水性に優れているようで、雨天時などでも履けるタフな仕様です。
CROCKETT&JONES クロケット&ジョーンズ チェルシー8 CHELSEA8 サイドゴア ブーツ シティソール ワックスカーフ 341E ブラック|CROCKETT & JONES|菅原靴店
程良い光沢感もあって、サイドゴアブーツのエレガントさを引き立てていますね!
ソール
シングルウェルトのグッドイヤーウェルト製法です。
踵周りもすっきりとしています!
積み上げヒールは、やや大きめのやや低め、ですね。
歩くことを考えた実用的なブーツという印象がします。
アウトソールはすっきり薄めのシングルソールです。
レザーソール、かと思いきや!?
実はラバーソールです!
「シティラバーソール 」です。
レザーソールのデザイン性とラバーソールの機能性を同時に楽しむために開発されたクロケット&ジョーンズ社の独自ソールです。
因みに、製造はイギリスのハルボロラバー社らしいです。
溝によるグリップ力もあり、雨の日にも履けるソールとなっていますね。
まとめ
クセの強過ぎない現代的なラストに、
タフな革とタフなソールを組み合わせ、
ドレス寄りに作られたサイドゴアブーツですね。
ドレスにもカジュアルにも合わせられて、
天候を気にせずに履けるという、
万能型のブーツだと思います。
まさに、
クロケット&ジョーンズの現代的なベーシックブーツ
に仕上がっているのではないでしょうか!
ではでは。