こんにちは。
今日も晴れました。
平穏な冬晴れに恵まれています。
前回の続きです。
『Tricker's』の「MAD GUARD UNCHANGING LOVE別注」を取り上げています。
Tricker's MAD GUARD UNCHANGING LOVE別注
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前回は、マッドガード、UNCHANGING LOVE、フォルム、について書きました。
マッドガードと言うとチャッカブーツがイメージされますが、本靴は珍しいオックスフォード(端靴)です!
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フロントデザイン
プレーントゥです。
シンプルですっきりとした印象ですね。
ヴァンプの上に羽根がある構成です。
ダービー(外羽根)ですね。
両羽根の下部はやや斜めのカーブを描いています。
レースホールも3対で、オーソドックスな5対より少ないです。
Vフロントデザインですね!
シャープでスマートな印象のダービーだと思います。
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そして、
この羽根のデザインは、
まさにチャッカブーツをショート丈にしたようなデザインですね!
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サイドデザイン
クォーターの革の切り返しがあります。
羽根の付け根から後方へカーブを描いてソールのウェストへと落ちていくカットラインです。
オーソドックスなデザインですね。
クォーターの全ての淵、
ヴァンプとの縫い合わせ箇所のみならず、
羽根の淵からトップラインの淵に至るまで全ての淵に、
ダブルステッチが施されています。
2本のステッチは近接し、細やかなので、カジュアル感は抑えられています。
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この点、
羽根の淵やトップラインの淵に関しては、
一般的にはシングルステッチが多いのではないでしょか。
これらまでダブルステッチというのも珍しいデザインだと思います!
バックデザイン
アウトサイドカウンターの革の切り返しはありません。
内側と外側のクォーターはヒール最後尾で縫い合わされています。
その上を全て覆う市革が付けられています。
今回はここまでです。
ではでは。
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