「王道の次」のスリッポンを探求！ BURBERRY Cobble ローファー （弍）
こんにちは。
今日は曇りでした。
降りそうで降らなかったですね。
前回の続きです。
『Burberry』の「Cobble ローファー」を取り上げています。
Burberry Cobble ローファー
前回は、フォルム、革、について書きました。
ゆとりのあるラウンドトゥに内振り寄りのフィット感のようさそうなフォルムで、適度なカジュアル感・コンフォート感を感じます。
マイルドな艶のポリッシュドカーフも華やか過ぎない印象です。
広告
フロントデザイン
エプロンフロントが見えますね！
サイドの縁近くまで広がる大きめのU字型です。
サイドの革のコバが非常に綺麗に仕上げられていて、一枚革を山折したようにも見えますが、ヴァンプ側にステッチが見られませんね。
ですので、
サイドの革の下にヴァンプの革が位置していて、
細やかなダブルステッチで縫い合わされているのだと思います。
ここで、
モカの種類について、分かりやすく解説しておられる記事を見させて頂きました。（感謝）
本靴は、落としモカ、ですね！
他のモカに比べて、ボリューム感が小さく、すっきりとした印象だと思います。
そのため、ドレス寄りなモカとも言えるでしょうか。
記事にも書かれていますが、
確かにあまり見たことが無いモカデザインですね。
昔の靴に多いそうで、ヴィンテージ感のある渋いモカとの事。
本靴や前靴「Shield」にも、どことなくレトロな雰囲気を感じるのはそういう理由なのかもしれません。
他所にはあまり見られない個性が感じられますね！
広告
追記
当初、「Shield」のモカを「つまみモカ」と書いていましたが、
今回あらためて凝視してみると・・・、
落としモカ！？？
かもしれません。
ステッチがシングルという事もあり、
一枚革を山折にしたように見えたのですが、
サイドの革のコバが非常に綺麗に仕上げられているようにも見えるかなぁ。
広告
フェイシング
ストラップとバックルが付けられてます。
シングルモンクストラップですね！
なお、その下に羽根は設けられていないので、
スリッポン扱いとさせて頂いております。
広告
ストラップは気持ち太いようにも見えますが、それほど違和感の無いバランスです。
対して、
シルバーメタルのバックルは個性的なデザインですね！！
やや大きめのサイズで（だからストラップの太さも・・）、
フレーム幅もあります。
右下に「BURBERRY」ロゴが刻印されています。
上部はスクエア型ですが、下部はV字型で、
「馬上の騎士」が持つ盾の形ですね！！
そうした重厚感のあるバックルとなっています！
オーソドックスなスクエア型では無く、
オーソドックスなフレーム幅でも無く、
ボリューム感・存在感のあるバックルです。
それでも、
フォルムにシャープさが加わる事で、野暮ったさはありません！
『BURBERRY』ならではと思わせる、
デザイン性の高いシングルモンクですね！！
タンは、シンプルでオーソドックスなデザインです。
今回はここまでです。
ではでは。
広告
