「王道の次」のスリッポンを探求！ Marsèll Strasacco （参）
こんにちは。
今日は晴れました。
気温も上がって・・・ほんとに10月なの？？
まぁ、真夏の暑さでは無かったですが、
前回の続きです。
『Marsèll』の「Strasacco」を取り上げています。
Marsèll Strasacco
公式オンラインショップでも販売されています。
前回は、フロントデザイン、サイドデザイン、バックデザイン、について書きました。
少し大きめのトゥキャップやエラスティック、コンパクトなアウトサイドカウンターと、オーソドックスなパーツ構成ではありますが、新しいバランスが感じられます！
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ソール
とても薄いシングルレザーソールです。
ヒールブロックの積み上げは＋1枚分くらいです。
全体的に見ても、薄いソールという印象ですね。
つま先から踵まで、コバが張り出しています。
コバをよく見ると、アッパーの革端がそのままコバの上部になっています。
コバの上にはステッチもかけられています。
ただし、ステッチといっても細やかなダブルステッチです。
それが靴をぐるりと一周しています。
ステッチダウン製法？？
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とも思われるのですが・・、
こちらの画像を見ると（↓）、違うようにも思われます。
スプリングトゥの反り上がったトゥ裏を見ると、
コバ上部にあった細やかなダブルステッチを受けるステッチが見られません。
そして、
端から一回り内側に溝が有って、そこにステッチがかけられているような・・！？
これが底付けのステッチだとするなら・・・、
マッケイ製法！？
なお、公式オンラインショップの説明には、
「Sacchetto construction」と「Black technique」、
が挙げられています。
「Sacchetto」というのは「小さな袋」を意味するようです。
「Black technique」というのは分かりません。
確証は無いのですが、
甲の上から覆う上面と足裏の下から覆う底面の端同士を細かなダブルステッチで縫い合わせて袋状のアッパーを作る。
アッパーの底面と本底をマッケイ製法で縫い合わせる。
という感じなのかな？？？
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感想
荒々しいほどの革の表情ですが、
柔らかく心地良さそうな、
つまり、
使い込んで馴染んだような雰囲気を感じます。
シンプルなスリッポンですが、
大きめのトゥキャップと小さめなアウトサイドカウンターと小さなヒールタブが、
適度なアクセントになっていますね！
室内靴のように薄いソールで、
まるでスリッパのようです。
この感じ、
他所ブランドを引き合いに出すのはあまり宜しく無いかもですが・・・、
個人的にはこちらを思い出します。
実は前靴でも感じていたのですが、
クラフト感のあるリュクスなリラックススリッポンという雰囲気が、
通じているように感じます。
つまり、
クワイエットラグジュアリーな気分にぴったり！！
もちろん、
具体的なデザインは違いますので、
お好みで！
今回はここまでです。
ではでは。
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おまけ
『CETTIRE』でも見つけました。
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