こんにちは。
前回の公開が飛んでしましました。
すみません。
あらためまして、
こんにちは。
今日も晴れました。
夏の暑さが続いています。
今日は、外出を控えてオリンピックとYouTubeで体を休めました。
惜しい試合も沢山ありましたし、
苦難を乗り越えた勝利もありました。
緊迫した真剣勝負は見応えが違いますし、感動します!!
広告
今季はスリッポンが気になっています!
特に「王道の次」と言えるような、デザイン性の高いスリッポンに注目しています!!
ここまで、
ホースビットをはじめとした金具装飾がついたスリッポン、
シャーリングやフリンジや技巧デザインといったレザー装飾がついたスリッポン、
更に、
Tabiやオブリークトゥといった大胆なフォルムデザインが効いたスリッポン、
を取り上げてきました。
次は 、
原点回帰!?と言えるような、
室内靴を思わせるスリッポンに注目したいと思います!
広告
僕が今あらためてスリッポンが気になっている理由、
中でも「王道」のデザインとは少し違う、
「王道の次」と言えるようなスリッポンが気になっている理由は、
スリッポン特集を始めるにあたってチェックした
主要ブランドの2024年春夏と秋冬のコレクションの影響です!
例えば、
『BALENCIAGA』の「Summer」では、
バスローブやバスタオルとともに、スリッパが登場しましたし、
『DIOR』の「2024-25A/W」では、
バレエをテーマにバレエシューズが登場し、
『DOLCE&GABBANA』の「2024-25A/W」では、
フォーマルスタイルとともに、リボン装飾のパンプスが登場しました。
スリッパ、バレエシューズ、オペラパンプス、
デザインが違うと言われればそうなのですが、
華奢で上品な室内靴に属するようなスリッポンという点で共通するかな、
と思うのです。
広告
この点、
スリッポンの歴史について調べていた時に、
英国王侯貴族のエレガントな室内靴がルーツ、
という説がありましたね!
あらためて考えると、
オペラパンプスもそうか・・・!?
と思っていたところ、
こちらの記事を見つけました。(感謝)
まずは「パンプス」の定義からで、
「トップラインが浅めで履き口が大変広いスリッポンの総称」
との事です。
たしかに甲が広く開いていますね。
16世紀のヨーロッパでは、ソールが薄くてヒールの低いパンプスを男女問わず普段靴として履いていたそうです。
19世紀中頃、黒の燕尾服が日常着から「礼装」に昇格した時期と同じくして、パテントレザーにリボン装飾が付いたオペラパンプスが礼装靴として登場したそうです。
パテントレザーが採用されたのは、靴クリームをつけなくても輝きが維持され、ご夫人のイブニングドレスの長い裾も汚さずに済む、という理由からでした。
と言うことは、
パンプスはもともと普段靴、つまり外履き靴で、
その後、礼装靴としてオペラパンプスが登場、つまり室内靴となった、
のかな。
広告
そして、
「アルバートスリッパ」の登場です。
19世紀にアルバート公が履かれた室内靴ですね!
ベルベット素材でヴァンプに紋章等が刺繍されたデザインが有名でしょうか。
ちなみに、『Tricker's』では「Churchill」という室内靴を作っています。
パンプスと比べてトップラインがそこまで浅くは無く、
甲がしっかり覆われるデザインですね。
広告
でも・・・、
日本と違って、ヨーロッパは室内でも靴を履いたままですよね・・・。
となると、
日本人の僕が考える室内靴、外履き靴、という区別とは感覚が違うのかもしれませんね・・・?
室内靴を外で履く事もあるのかも!?
フォーマルな服装で出かければ・・・外でも履く・・なぁ。
TPOの違いと言うべきなのかな!?!?
広告
まとめます。
16世紀のヨーロッパでは、男女問わず普段靴としてレザー製のパンプスが履かれていたのでしょう。
19世紀中頃から、パテントレザー製のオペラパンプスが誕生し、フォーマルな室内靴という面が加わりました。
更に、アルバート公がベルベット製の室内靴を履かれた事で、日常の室内靴という面が加わりました。
という事で、
室内靴を思わせるスリッポンという点では、
ベルベット素材や、
エナメル素材が、
王道と言えそうです。
ただ・・・、
僕はあくまで外履きを想定してるので、
ベルベット素材よりもレザー素材を優先するかな。
また・・・、
日本で履くことを想定しているので、
個人的にはエナメル素材もエレガントで好きなのですが、
気候風土的に長持ちするレザー素材を優先するかな。
ですので、
レザー製の室内靴寄りなスリッポン
を取り上げていこうと思います!
今回はここまでです。
ではでは。
広告