こんにちは。
今日は晴れのち集中豪雨がありました。
相変わらず激しいなぁ、、、。
前回の続きです。
『LOEWE』のスリッポンを取り上げようとしています。
その前に、ブランドの歴史について書いています。
LOEWE
前回は、1846年に工房が誕生したところから1959年頃まで、スペイン国内主要都市に店舗を構え、自社工場も作ったところまで、書きました。
1972年にドイツから来た皮革職人エンリケ・ロエベ・ロスバーグがハウスを立ち上げ、ブランドは徐々に大きくなって行きました。
そして、1905年に王室御用達の称号を授かった事は大きな転機でした。
さらに、モナコ公国妃グレース・ケリーも顧客におられた事で知名度は世界に広がって行ったのでしょうね!
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続・LOEWEの歴史
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
スペインで圧倒的な地位を築いた『ロエベ』は、
1960年代に入り、世界への進出を始めました。
1963年、初の海外店舗としてロンドンに直営ブティックをオープンしました。
1965年、ウィメンズのプレタポルテ事業をスタートしました。
カール・ラガーフェルド、ラウラ・ビアジョッティ、ジョルジョ・アルマーニといった錚々たるデザイナー陣を迎え入れたとされています。
ただし、こうした顔ぶれの作品に関する記録はほとんど残っていないというのが実情です。
『ロエベ』が世界的に認知される大きなきっかけとなったのは、
1970年代に発表された2つのアイコンです。
ひとつは、
1970年に発表された「アナグラム」です。
アナグラムは、現在でもブランドを象徴するアイコンとして認知されている4つの「L」を組み合わせたデザインです。
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スペインの画家ヴィンセント・ヴェラによって生み出されたこのアイコンは『ロエベ』の最高級レザーのクオリティマークとして刻印されています。
もうひとつは、
1975年にリリースされた「AMAZONA」です。
現在でも『ロエベ』=「アマソナ」という方程式が成り立つほどのアイコンバッグです。
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1978年、『ロエベ』初となる香水「ロエベ プール オム」が発売されました。
クラシカルなフゼア調の香りに、レザーの香りをアクセントにした、洗練さと上質な雰囲気を盛り込んだフレグランスは、現在もブランドを代表するアイテムとして愛されています。
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1983年、メンズのプレタポルテをスタートしました。
1985年、『ルイ・ヴィトン』社と販売契約を締結し、提携しました。
1989年、フランスに初進出し、シャンゼリゼ大通り近くにある高級ブランドストリートのアヴェニュー・モンテーニュにブティックをオープンしました。
1996年、LVMHに買収されました。
LVMHグループの豊富な資金と資源を有効活用することで、これまで上流階級のみのブランドでしたが、中流階級にまで裾野を広げることができました。
また、
プレタポルテに新鋭デザイナーを起用することで改革が進みました。
1998年からナルシソ・ロドリゲス、
2002年からホセ・エンリケ・オナ・セルファ、
がデザイナーに就任し、売上も上昇していきました。
2007年からスチュアート・ヴィヴァースがクリエイティブ・ディレクターに就任しました。
2013年からは、ジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ・ディレクターに就任した事でブランドの活性化が図られました。
これまでのブランドロゴを刷新し、新生『ロエベ』がスタートしました。
ジョナサン氏が週に後に初めて制作したバッグが「パズル」です。
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2015年、ギフトコレクション「アニマルシリーズ」が展開されました。
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2018年、新作バッグ「ゲート」が発表されました。
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J.W.Andersonは『LOEWE』大躍進の立役者と言っても過言ではないと思います。
王室御用達に相応しい高い品質とアンダーソン氏の斬新なデザインが見事に調和した作品は毎シーズン大注目されています!
自身のシグネチャーブランドも大人気ですし、
『UNIQLO』とのコラボも継続されていますね!
今回はここまでです。
ではでは。
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