こんにちは。
今日も晴れました。
まだ湿気が少なめなのは助かります。
今季の僕はランニングシューズタイプのスニーカーが気分です。
まずはファッションのお手本であるハイブランドのスニーカーをチェックしています。
フランスブランド、
イギリスブランド、
の次は、
イタリアブランドです。
まずはこちらから!
PRADA
『プラダ』の歴史については以前書いたことがありました。
1913年にミラノで創業されました。
当初は皮革製品を中心に旅行鞄やパーティーグッズなどを揃えたゴージャスな店舗だったそうで、サヴォイア王家の御用達にもなりました。
しかし、戦争の影響で経営が苦しくなり、
戦後は中産階級へターゲットを変えました。
大きな転機は1978年に会社を引き継いだ創業者マリオの孫娘ミウッチャの登場でしたね!
80年代からファッション分野へ進出し、
90年代にはトレンドを牽引する人気ブランドとなりました。
特にナイロン素材をいち早く取り入れた高級バッグが大ヒットしました。
2020年4月からラフ・シモンズが加わり、現在もトップクラスの人気を維持しています。
それでは靴を見ていきましょう。
PRADA PRAX 1 Re-Nylon
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楽天では新品の販売が見つかりませんでしたが、
公式オンラインショップでは現在販売されています。
つまり、現行モデルですね。
では見ていきましょう。
フォルム
幅は普通くらいでしょうか。
インサイドカーブは抑え気味、
アウトサイドは緩やかで大きなカーブ気味でしょうか。
ノーズ長はほんのり長いようにも思いますす。
というのも、
丸みのあるラウンドトゥでも野暮ったい感じがしないというか、
シャープでは無いけれど、少しスマートな感じがあるように思うので。
ウェストは絞られています。
ヒールは十分な大きさがありそうです。
サイドからも見てみましょう。
トゥの高さは抑えられていて、前傾したフォルムです。
やはりほんのりノーズが長いでしょうか?
ちょっとスマートですよね!
とはいえ、
全体的には適度にフィットしつつもコンフォートな印象がします。
オーソドックスなランニングシューズやジョギングシューズのようなフォルムでしょうか。
Re-Nylon
アッパーはナイロンファブリックです。
『プラダ』と言えばナイロン素材が有名ですが、
このファブリックは更に特別でして、
「Re-Nylonギャバジン」という名称です!
こちらで解説されています。
「生地生産技術とサステナブル・ラグジュアリーの次のステップ」で、
「真の循環型ラグジュアリーとして品質を損なうことなく無限に再生できる素材」との事です。
「世界中の海から回収されたプラスチック、漁網、埋め立てごみ、繊維くずを再利用、浄化して作られた再生ナイロン」
なのですね。
近年ファッションにおける環境問題が取り上げられる事が多くなっています。
そうした課題に率先して取り組むハイブランドも増えていますよね。
『プラダ』もそうで、その1つの回答がメイン素材であるナイロンの再生循環なのでしょう。
海洋ゴミ問題にも関わるプロジェクトですね!
本靴では、ヴァンプやサイドやタンのメインボディ箇所のみならす、
トゥガードやアウトサイドカウンターやヒールタブといった(補強)パーツにも、
ナイロン素材が使われています。
フェイシング
U字型のレースステイはナイロン素材です。
6対のレースホールが並び、全て外鳩目です。
クラシカルな雰囲気ですね。
タンもナイロン素材です。
上部にはラバーで作られたブランドロゴが付いています。
同色のブラックなのでそこまで目立たず、シックですね!
今回はここまでです。
ではでは。