こんにちは。
今日は気持ちの良い晴れから・・・雨に変わり、
暖かかった気温もグンと下がりました。
なんという変化の大きさ、なんという寒暖差・・・。
今夜は新生サッカー日本代表の初めての試合、
ウルグアイ戦がありました。
メンバーもだいぶ変わりましたね。
良かった点もそうで無い点もあり、
内容、結果ともにまずまず・・でしょうか。
これからどのようなチームを作っていくのか楽しみです!
今春はランニングシューズタイプのスニーカーを履きたい気分という事で、
まずは僕の「Fast Track」を取り上げています。
Berluti Fast Track
前回は「セメンテッド製法」と「ミッドソール」について書きました。
スニーカーではお馴染みのセメンテッド製法ですが、ソールが剥がれやすいトゥの箇所には丁寧なステッチで補強がされています。
ミッドソールはスニーカーのクッション性に大きく影響する箇所で、「ファスト トラック」ではおそらくゴム系の素材と思われるのですが、衝撃は吸収しつつも適度な硬さがある、ドレスシューズブランドらしい履き心地です。
ミッドソールに関してもう1点。
白い箇所の厚みや傾斜を見ると、
ヒール側よりトゥ側の方が少し薄くなってはいますが、それ程大きな差は無いように思います。
また、トゥスプリングはありますが、ヒール側からトゥ側への傾斜も少しで、それ程大きくは無いように思います。
つまり、フラットに近いミッドソールですね。
この点、
スポーツブランドのランニングシューズでは、前傾がしっかり効いたデザインのミッドソールも見かけます。
確かに前傾していると、重心も前方へ置きやすく、足も前へ出しやすく、つまり走りやすいように思います。
しかし、日常生活では走ることはあまり無く、歩いたり、立ったり、(座ったり)という動作の方が多いと思います。
そういう動作においては、あまり前傾しておらず、フラットに近い方が楽なのかなと。
足を前へ運ぶのを助けるのは少しの前傾とトゥスプリングくらいで十分かなと。
それってドレスシューズのソールのバランスと同じですよね!?
「ファスト トラック」もそうなっています。
最後はアウトソールです。
アウトソール

アウトソールは全面ラバーです。
大小のブロックが配置され、ブロック間の溝幅も広くとられています。
ブロックの高さもしっかり有り、凹凸の大きなデザインとなっています。
ウェストの辺りにはブランドロゴが刻印されています。
オリジナルラバーソールですね。
ゴムの質感は適度な弾力があり、クッション性と路面を噛む感触があります。
いかにもランニングシューズらしいスポーティーなデザインのラバーソールですが、
実際に、反りが良くて横振れが無く、グリップ力もしっかりしており、かなりスポーティーな履き心地です!
まとめ
ランニングシューズといえば、スポーツブランドが多くの名作を生み出してきましたし、現代のファッションにも浸透しています。
ただし、デザイン的にもイメージ的にもスポーツ感がやや強い傾向があるかなと。
綺麗目なファッションと合わせると違和感があったり、
カジュアルファッションに合わせるとスポーツ感が出過ぎたり。
もちろん、その妙を楽しむのもファッションの面白さです。
また、ファッション性を意識したデザインに仕上げたスニーカーもあります。
それでもスポーツブランドのブランドマークが気になってしまう・・・
という時に出番なのが、ドレスシューズブランドが作るランニングシューズです!
流麗なフォルムや上質な素材、丁寧な作りで、普段のファッションと合わせやすいランニングシューズとなっています。
特に老舗ドレスシューズブランドとなると、明らかな上質さやシンボリックなデザインが取り入れられていたりする等、ドレスシューズのファンも思わず唸る特別なスニーカーとなっています。
「ファスト トラック」もそうしたスニーカーの1つで、『ベルルッティ』らしさが感じられます!
他にもそうした魅力的なランニングシューズがありますので、
これから取り上げていきたいと思います。
今回はここまでです。
ではでは。