こんにちは。
今日は曇りのち雨でした。
夜は冷たい雨でしたね。
今年は寒暖差が・・激しいような、、。
『ジョンロブ』のキャップトゥダービーを取り上げています。
①「Loe」、②「Kilmory」、③「Philip Ⅱ Derby」、と見てきました。
今回はこちらです。
JOHN LOBB RUSSEL
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ユーズドで、サイズは6Eです。
昔の雑誌などでも見かけるモデルですね。
検索すると、愛用者の記事も見つけました!(感謝)
愛着を持って履かれている事が伝わってきますね!
ただ・・現行の販売は見つからないので、
依然として廃盤状態なのかもしれません。
年代
まずはソックシートからチェックします。
かなり薄くて見えづらいですが・・・
おそらく「JL」ロゴがあり、その下に「JOHN LOBB」と。
その下にMADE IN ENGLANDは無いようですが、字体は旧時代のものですね。
Parisも無いので、現行の1つ前の黄箱時代ではないかと思われます。
すなわち、2000年頃から2014年末でしょうか。
ラスト8695
『ジョンロブ』はライニングに
モデル名、サイズ、ウィズ、ラスト
が記載されています。
という事で、ラストは8695です。
(ここから考えても、自社工場を持った後の製造でしょうね。)
ラスト8695は、JOHN LOBB ②で取り上げた「Kilmory」と同じですね!
キャップトゥダービーで! (93)JOHN LOBB ② Kilmory (A) ラスト8695 - 靴と歩む、僕の...
って・・・「Russel」の方が先輩モデルですが。(笑)
「City」や「Philip」といった主力のドレスモデルにも使われていたラストでしたね。
その後、主力ラストは7000に移っていきました。
しかし、8695は根強い人気があるようで、
伊勢丹等で別注されたり、「Kilmory」のような近年の新作に使われる事も増えてきています。
ラスト7000ほどノーズが長く無く、中庸でクラシカルなバランスが魅力だと思います。
それでいて『ジョンロブ』らしいドレス感のあるスマートな印象もあります。
ドレスデザインと合わせればクラシカルな雰囲気が、
カジュアルデザインと合わせればドレス感を帯びてきますね!
バッファローレザー
自然なシボが見られます。
凹凸はほとんどありませんね。
「ラッセル」ですので、おそらくバッファローレザーだと思います。
バッファローレザーについて丁寧に書かれた記事を見つけました。(感謝)
記事で取り上げられているモデルは「ラッセル」ではなく「ウイリアム」ですが、
自社工場製より前の時代、貴重な90年代前半以前の旧ウイリアムが見られます。(美)
『CROCKETT&JONES』製との事です。
もう1足は自社工場製で、現行ロゴの1つ前の時代のウイリアムも見られます。
後者が本靴「ラッセル」と同時期で、同じバッファロー カーフと思われます。
新旧でバッファローレザーも異なるのですね。(学)
でも、いずれも磨くと光沢がしっかり出る革です!
今回はここまでです。
ではでは。
おまけ
素材とサイズ違いの「ラッセル」です。
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ダークブラウンのカーフで、7.5Eですね。