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キャップトゥダービーで! (90)JOHN LOBB ① Loe (A) ミュージアムカーフ

 こんにちは。

 公開をし忘れてしまいました・・・。

 すみません。

 

 あらためまして、

 こんにちは。

 今日は晴れました。

 朝こそ寒かったですが、じわじわと気温が上がってきましたね。

 

 キャップトゥダービーに戻ります。(やっと・・)

 『エドワードグリーン』の次は、

 革靴の王様です!

JOHN LOBB  Loe


 

 Yahoo!ショッピングにも出店されていますね。

ジョンロブ JOHN LOBB 外羽根式シューズ LOE ストレートチップシューズ 大きいサイズあり ブラック メンズ loe-16219ml-1r-black

 

 米国の直営オンラインにも有りました。

https://www.johnlobb.com/en_us/mens-shoes/loe-lightweight-walking-sole#selection.width=E&selection.color=Black%20Museum%20Calf&selection.shoe_size_mens=7

 日本直営には無いようで、、。

 

 ドレスとカジュアルが融合したような、

 現代的な印象のキャップトゥダービーですね!?

 早速見ていきましょう!

ラスト7000

 ラスト7000は、2001年に発表された『ジョンロブ』の主力ラストです。

 これまで取り上げてきた『ジョンロブ』の様々なモデルでも採用されていましたね。

 

 スーッと優雅に伸びたノーズ、

 シャープでありながら上品なエッグトゥ、

 足を優しく包み込むフィット感、

 美しさと心地良さを両立させた名ラストだと思います。

 

 キャップトゥオックスフォードの「CITY Ⅱ」やプレステージラインの「PHILIP Ⅱ」を始め、主にエレガントなドレスシューズに採用されていますね。

 ただ、近年は敢えてカジュアルなデザインとの組み合わせも登場してきたように思います。

 以前取り上げたプレーントゥダービーの「Cleve」や「ZENNOR」もラスト7000でしたね。

maeego.hatenablog.com

maeego.hatenablog.com

 ややカジュアルなダービーであっても、

 優雅なラスト7000と組み合わされると、

 あら不思議!?

 ドレス感漂うエレガントな雰囲気を帯びてきます。

 本靴「Loe」もそうですね!

 

 

 エレガントなドレス感を醸し出す要因がもう1つあります。

 『ジョンロブ』といえば、

 極上の革ですね!

ミュージアムカーフ

 

 商品説明文によると、イタリアの老舗タンナー『イルチア社』製のミュージアムカーフとの事。

 『イルチア社』について、こちらの記事を読ませて頂きました。

K2 Inc. : : ILCEA

 トスカーナ地方の大規模なヌメ革専門タンナー『Vecchia Toscana Group S.p.A』を親会社に持つ事で、潤沢な原皮の中から特に厳選した上質な原皮のみを使用し、特別な皮革を生産することを可能にしている、との事。

 1930年代から続く確かな歴史と技術を受け継いだ職人たちにより、トリノの工場にて格の高いボックスカーフやミュージアムカーフを生産しているのですね。

 

 そして、「ミュージアムカーフ」について、こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)

Museum Calf(ILCEA / RADICA) | una

 ボックスカーフの亜種です。

 きめ細やかなカーフに手作業で一枚ごとに染色をし、

 コントラストの効いた雲のようなムラ感が特徴です。

 

 もともとは『JOHN LOBB』のために『ILCEA』が開発した革なのですね。

 大理石の模様をイメージしているとの事。

 『イルチア』では「RADICA」という名称なのですが、『ジョンロブ』で「ミュージアムカーフ」と呼んだのですね。

 一度にムラをつけてしまうのではなく、一枚の革につき複数回の染色→乾燥を行い、少しづつムラをつけていく生産方法により、濃度の幅が出て色に奥行きが生まれるそう。

 その分とてつもなく時間がかかり、一枚の革が完成するまでに乾燥も含めて1ヶ月以上はかかるようです。

 手間隙のかかる生産方法であることから流通量も少ないとの事。

 

 という事で、

 まさに『ジョンロブ』のために作られた極上の革です!

 おそらく、その中から上質なものを優先的に入手できる関係なのではないかと想像されます。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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