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キャップトゥダービーで! (77)EDWARD GRENN ⑤ CONISTON (B) コードバン

 こんにちは。

 今日も雨時々曇り、夜になって止みました。

 気温も下がってきて、このまま秋??

 

 『エドワードグリーン』のキャップトゥダービー「CONISTON」を取り上げています。

EDWARD GREEN CONISTON

www.edwardgreen.com

 日本で販売されているショップが見つからず、

 本国オンラインショップでもサイズが限られています。

 

 前回はラスト82と「CHELSEA」譲りのトゥキャップのところまで書きました。

 スマートなフォルムでドレス感の高いキャップトゥですよね!

 でも、「CONISTON」はオックスフォード(内羽根)では無く・・・

ダービー

https://www.edwardgreen.com/shop/media/catalog/product/cache/1/image/792x/17f82f742ffe127f42dca9de82fb58b1/C/o/Coniston_082_Cognac-Cord_side.jpg

Coniston | Men's | 82 Last | Edward Green

 クォーターの革の切り返しがあります。

 羽根の付け根からソールへとカーブを描いて落ちていくカットラインです。

 オーソドックスなダービーデザインですね。

 

 羽根にも注目します。

 5ホールで内鳩目です。

 オーソドックスなドレスシューズと同じ仕様です。

 

 そして、

 レースステイの脇にはスワンネックのステッチが施されています!

 ブランドを象徴するディテールですね。

 

 キャップトゥといい、スワンネックといい、

 キャップトゥオックスフォード「CHELSEA」を彷彿とさせるディテールだと思います。

 もちろんラスト82の「CHELSEA」もあります。


 

 やはりラスト82の「チェルシー」はスマートな印象が強いですね!

 これをダービーに変更したのが「CONISTON」なのかなと。

 

 

 ただし、ダービー以外にも「CHELSEA」とは異なるディテールがあります。

ダブルステッチ

https://www.edwardgreen.com/shop/media/catalog/product/cache/1/image/792x/17f82f742ffe127f42dca9de82fb58b1/C/o/Coniston_082_Cognac-Cord_side.jpg

 クォーターとヴァンプの縫い合わせ箇所、

 つまり、羽根の付け根からソールへと落ちていくカーブライン、

 のダブルステッチです。

 

 とても細やかなのは「CHELSEA」と共通しますが、

 「CONISTON」は2本の間隔が少し空いていますよね。

 ここはダービーならではの少しカジュアルなデザインとなっています。

 

 

 もう1箇所、後ろ姿も少し違う・・ようです。

ドッグイヤー

 こちらの画像にしか写っていないのですが、分かるでしょうか?https://www.edwardgreen.com/shop/media/catalog/product/cache/1/image/792x/17f82f742ffe127f42dca9de82fb58b1/C/o/Coniston_082_Cognac-Cord_addB.jpg

 アッパーの踵の縫い合わせ箇所です。

 縫い割り仕様までは「CHELSEA」と同じです。

 違いは上端のデザインで、

 「CHELSEA」は小さな市革を使っていますが、

 「CONISTON」はドッグイヤーになっていますね。

 

 こうして比べてみると、ドッグイヤーの方がカジュアルなデザインなのかもしれませんね。

 

 

 そしてもう1つ、「CONISTON」ならではの魅力的な違いがあります!

シェルコードバン

https://www.edwardgreen.com/shop/media/catalog/product/cache/1/image/792x/17f82f742ffe127f42dca9de82fb58b1/C/o/Coniston_082_Cognac-Cord_add.jpg

Coniston | Men's | 82 Last | Edward Green

 アッパーは米国『Horween』社のコードバンです。

 色はコニャックです。

 ダークブラウン系ですが、シェルコードバンならでは自然な色斑と透明感がありますね。

 深みのあるブラウンはダークオークアンティークを思い起こします。

 『エドワードグリーン』にぴったりな色味だと思いますね!

 

 説明文でも、

 クラシックなキャップトゥダービー「CONISTON」にとって the ideal leather、理想的な革と記述しています。

 

 そして、「CHELSEA」でコードバンは現行品にはありませんね。

 実は、

 検索してみると過去に作られた事はあったみたいです。

 

 この点、

 コードバンは光沢がしっかり出る華やかな革ですね。

 その美しさはドレス感があるとも言えますし、

 むしろカジュアル感があるとも言えそうです。

 そう考えると、ドレス感のあるキャップトゥダービーと共通するように思えます。

 確かに the ideal leather ですね!

 

 僕もコードバンは「CONISTON」の非常に大きな魅力だと思います!

 エイジングを想像しても・・(妄想)・・良い感じですね!!(楽)

 カジュアルにも対応できるダービーにぴったりだと思います。

 

 因みに、

 オックスフォードの「チェルシー」に相応しいのかどうかは・・・難しいですね。

 ひょっとしたらフォーマルには不向きなのかもしれませんし、

 問題無いのかもしれません。

 では、欲しいかと自分に問うてみると・・

 欲しいですね!(笑)

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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