今日は。
今日も晴れました。
まだ盆休みという事でしょうね、、、
スーパーに行ったら生鮮物が少なかったです。
前回の続きです。
『チーニー』のキャップトゥダービー「ASTWELL」を取り上げています。
JOSEPH CHEANEY ASTWELL
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2015年に登場した「1886コレクション」の中の1つでしたね。
フォーマルとカジュアルの間で履けるコンテンポラリーな英国靴を目指したコレクションで、「ASTWELL」にもそのコンセプトが感じられます。
見ていきましょう!
ボックスカーフ
アッパーにはドイツ『ワインハイマー』社が良質な牛革の産地とされるアルペン地方の原皮を使って製革した最高級ボックスカーフが採用されています。
ドレスシューズに使われる革で、艶やかでキメが細かく、繊維が整った革です。
革のクオリティーからも、
かつての『チーニー』とは異なる、
現在の『チーニー』のポジションが現れているように思います!
というのも、、、
ちょっと脱線しますね。(笑)
脱線
前回ご紹介したこちらの記事の中でも、
かつての『チーニー』についての言及がありましたね。(感謝)
僕も昨年ちらっと触れたのですが、
『Cheaney』が『Church's』のセカンドブランドと認識されていた件についての事です。
やはり1966年に『チャーチ』の傘下に入ってからはそうした位置づけにあったように思われる、と。
しかし、
1999年に『チャーチ』とともにプラダ・グループに組み込まれ、
2009年に『チャーチ』の創業家が『チーニー』のみを買い戻し、
その翌年の秋に同ブランドの実力を注ぎ込んだ最高級ライン「インペリアル・コレクション」を投入してからは、
セカンドブランドのイメージから脱した新生『チーニー』がスタートした、との事です。
日本では1991年から多くのブランドやセレクトショップに製品を供給するようになったのですね。(学)
確かに、そうした場に置かれるようになって、靴もブランドイメージも変わってきたように思います!
靴ブランドの中の序列感が薄れ、ファッション的に洒落ていて品質も良い靴というイメージで見られるようになりますよね。
そうして、価格帯も上がりましたよね。
一消費者としては必ずしも歓迎できるポイントでは無いのですが・・・、(苦笑)
品質と価格は関係すると思うので、
品質も上がってきたのではないかと。
今では『チャーチ』や『クロケット&ジョーンズ』に迫るポジションでしょうか!?
それに関して、こちらの記事も読ませて頂きました。(感謝)
更新日が2006年5月23日となっていますね。
その当時の工場の生産数が出ています!(驚)
『チャーチ』が週3500足、年間16〜17万足の製造。
『チーニー』は年間10万足。これは『クロケット&ジョーンズ』と同じくらいだろうと。
そして、これは価格設定という意味なのかもしれませんが、
英国での位置づけは『クロケット&ジョーンズ』よりも少し下、との事。
日本で思っているより、イギリス本国ではずっと格上なのだと。
もう1つ、こちらの記事も。(感謝)
こちらの更新日は2019年1月9日ですね。
でも、ちょっと違和感が・・。
『チーニー』は『チャーチ』の半分の価格設定ですが、クオリティも劣っているのですか?、というストレートな質問がありますね。(凄っ・・)
回答を読むと、4万円代後半の価格設定の時代のようです。
ただ、現在は7〜8万円代くらいですよね・・・。
掲載されている靴を見ても、2019年のモノとはちょっと思えないような、、、。
おそらく先ほどの記事と同時期くらいか、もっと前のものではないかと思うのですが??
海外との内外価格差をなくす努力があっての価格帯との事なので、日本では割安な価格帯になったのでしょうね。
そして肝心のクオリティですが、
工場で1足あたりにかける作業は160工程で、チャーチとそれほど変わらないそう。
ただし、チャーチの方がハンドで行う工程が多いとの事。
材料もチャーチの方が厳選された上質なものを使っているのですね。
やはり価格の差には理由があるのですね。
つまり、『チーニー』のポジションは、
『チャーチ』や『クロケット&ジョーンズ』よりも少し下くらいで、
それはハンドの工程や材料の違いもあってのこと、
という事でしょうね。
という事は、やはり『チャーチ』の弟分的なポジションとなるのかな・・??(戻?)
でも、その差は着実に縮まってきているように思います。
すなわち、着実にポジションを上げてきていると思うのです。
その現れが革にも見られるかと!
という事で、ボックスカーフの話に戻ります。(やっと)
が、今回はここまでです。(えーっ)
ではでは。