こんにちは。
今日は台風で・・す、夜も。
東京は夜中がピークなようなので、、、。
『チーニー』のキャップトゥダービー「TENTERDEN Ⅱ」を取り上げています。
JOSEPH CHEANEY TENTERDEN Ⅱ
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前回は外羽根について書きました。
ヴァンプの上に羽根だけが付けられたタイプのデザインですね。
そのため、サイドに継ぎ目がありません。
大きくとられた革の質感が活きていますね。(美)
という事で、今回は革からです!
Burnished mahogany grain calf leather
アッパーの革は粒立ったシボが見られるグレインレザーです。
グレインレザーは「CAIRNGORM 2R」でも採用されていましたね!
キャップトゥダービーで! (31)JOSEPH CHEANEY ① CAIRNGORM (E) - 靴と歩む、僕の...
本国サイトを見ると、
色はマホガニーとなっていますね。
実は、
上の「CAIRNGORM 2R」の時にご紹介した革のエイジングについての記事の最後に登場していた色です!
あらためてこちらの記事です。(感謝)
今では希少になったカラー「マホガニー」、とありますね!(珍)
昨今の主流は「バーガンディ 」ですが、それ以前にはいくつかのモデルで「マホガニー」が展開されていたと。
バーガンディよりも赤みを抑えた明るいブラウンカラーで、「HOWARD R」や『ドレイクス』とのWネームのモデル等に使われていると。
のマホガニー、でしょうね!
更に「TENTERDEN Ⅱ」では「Burnished」が施されています!
磨かれた、という感じなのでしょうが、
トゥ等に濃い目の色付けが施されてアンティーク感のある色味に仕上げられています。
ブラウン系の革はこうした深い色味が魅力ですね!(美)
もちろん、エイジングによって更に魅力を増していくでしょうね!!(無二)
キャップトゥ
トゥキャップは長くも短くも無いバランスです。
ドレス寄り過ぎず、躍動感を感じるバランスだと思います。
トゥキャップには、メダリオンとパーフォレーション、そしてギンピングも施されています。
くっきりと整ったブローギングですね。
羽根の下部の淵からトップラインにかけて、
タンの上部にも、
ブローギングが施されています。
つまり、
セミブローグですね!
因みに、クォーターの革の切り返しがソールまで伸びるオーソドックスなデザインと比べると、ブローギング箇所はだいぶ少なくなります。
でも、粒感のあるグレインレザーが良い表情を見せていてバランスは悪く無いと思います。
スタイリッシュに纏まっていますね!
後ろ姿
踵の縫い目の上には市革があります。
下部へと緩やかに広がるデザインです。
安定感が感じられますね!
今回はここまでです。
ではでは。