こんにちは。
今日は晴れました。
僕はなかなかの暑さだと思ったのですが、
ジョギングされている方もおられました。(凄っ)
鍛えればなんとかなるものなのかなぁ、、。
『サンダース』のキャップトゥダービーを取り上げています。
今回はこちらです。
SANDERS 2216
SANDERS (Men)/サンダース ストレートチップ 2216 チャイロ 靴【三越伊勢丹/公式】
パッと見た感じは「ミリタリーコレクション」の「1128」のようですが、
品番は「2216」なんですよね・・・。
商品説明を読むと「別注モデル」とあります。
ラスト等の情報は分かりませんね、、。
別モデルなのかなぁ??
因みに、『Trading Post』さんの記事にも掲載されていました。
昨年(2021年)の5月に開催されたサンダースのモア・バリエーションというイベントで展開されたようですね。
「2216」のところを拝見すると、モデル名は「Military Cap Gibson」とありますね。
という事は、「ミリタリーコレクション」なのかな。
こちらで画像を貼れないので、
リンク先の伊勢丹オンラインショップでご確認頂きたいのですが、
実はアウトサイド側のヒールに、あの「ロイヤルクラウン」が刻印されています!
また、先ほどの『Trading Post』さんで掲載された画像を拝見すると、
ソックシートにも「ロイヤルクラウン」と「military collection」がプリントされています。
という事は、やはり「ミリタリーコレクション」なのでしょうね!、、、多分。
であれば、ラストはミリタリーラストの266と思われます。
本靴を眺めても、
ややゆったりとしたフォルムで、
中庸なノーズ長のラウンドトゥ、
ですので、266と似ている印象ではありますね。
また、アッパーには「Polishing Leather」が使われています。
上に掲載したモデルは「チャイロ」で、いわゆる「Tan(タン)」でしょうかね??
個人的にはポリッシュドレザーとの相性が良い色味だと思います。
グッドイヤーウェルト製法で、
アウトソールは『ITSHIDE』社のコマンドソールのスタッテッドパターンが使われています。
そして、トゥキャップとクォーター(羽根)には特徴的なトリプルステッチ(ピューリタンステッチ)が見られます。
これらは「1128」と共通するディテールですね。
しかし、「2216」ならではのディテールもあります。
ライニング、ソックシート
例えば、ライニングとソックシート。
「1128」はナチュラルカラーのレザーですが、
「2216」はレッドです!
ライニングに関しては前にもちょっと触れましたが、
機能的にはナチュラルの方が優れているそうですが、、、
やはりカラーライニングはカッコイイですね。(好)
プル ストラップ
「2216」のかかとを見ると、上端にファブリック製のループが付けられています。
これは「1128」には無いデザインですね。
プル ストラップはブーツによく見られるディテールですよね。
靴べらを使わなくても履きやすいようにデザインされています。
そういう意味では、短靴では殆ど見ないように思います。
靴べらを使って履くからでしょうかね。
そう考えると、短靴におけるプル ストラップは装飾的な意味が大きいのかなと。
有名な靴としては『THOM BROWNE』でしょうか。
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シンボリックなデザインですね!
「2216」が共通するのはテープのデザインが太めの3本線である点ですね。
『トム・ブラウン』は赤・白・青のトリコロールカラーですが、
「2216」は紺と臙脂色です。
ここからは僕の妄想ですが、
何となく「Flag」とか、学校等の「Emblem」のようなイメージが浮かびました。
つまりは、所属や帰属を意識するような感じです。
スクールカラーやスポーツクラブカラーであればトラッドファッションにぴったりですよね。
ハイブランドであればブランドアイコンになります。
そしてミリタリーの場合も、国であったり部隊であったりの意味合いも有りそうかなと。
こんな妄想をしていると、
一見ドレスには相応しくなさそうなプルストラップも、
ユニフォームドレスなデザインに見えてきませんか!??
追記
「2216」には色違いもあります。
SANDERS (Men)/サンダース ストレートチップ 2216 ワイン 靴【三越伊勢丹/公式】
いわゆるバーガンディーのポリッシュドレザーでしょうかね??
ライニングのレッドも映えています!
羽根の裏にチラッと見えるレッドが洒落てますね!!
今回はここまでです。
ではでは。