こんにちは。
今日も晴れました。
幸い猛暑というほどまで暑くはなりませんでしたね。
キャップトゥダービーに戻りますね。
『SANDERS』のキャップトゥダービーを取り上げています。
今回はこちらです。
Desert Military Derby Shoe 2128LS
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今のような暑い時期にもぴったりな、DESERT仕様のキャップトゥダービーです!
見ていきましょう。
DESART MILITALLY COLLECION
「DESERT MILITARY COLLECTION」は「MILITARY COLLECTION」の中で限定コレクションとして発表されています。
「2128 DESERT MILITARY DERBY SHOE」は先に取り上げた「1128 MILITARY DERBY SHOE」を砂漠地帯への遠征時を想定してアップデートしたモデルです。
その最たる変更がアッパーでしょうね!
SANDSTONE SUEDE
アッパーにはサンドストーンカラーのスエードが使用されています。
こういったスエードは『Clarks』の「DESERT BOOT」でもお馴染みですよね!?
まさに砂漠地帯仕様なイメージです!
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また、トラッドスタイルにおける夏のドレスシューズとして、
白いスエードやヌバックを使った「ホワイトバックス」や、
それをわざと汚してこなれた雰囲気にした「ダーティーバックス」
が有りますよね。
本靴は「ダーティーバックス」な雰囲気もあるかなと!
ところで、
薄い色味のスエードというと、汚れが心配ですよね・・。
でも本靴は大丈夫!!?
というのは、英国生まれのシューケアブランド『LIQUIPROOF』が予め塗布されているとの事なので。
無味無臭で不燃性のナノテクノロジー撥水により、皮革の風合いを損なうこと無く長期間にわたり水滴、液体汚れ、シミなどから強力に保護します。
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もう1点、「DESERT COLLECTION」ならではの変更がソールです!
Vibram®︎ #2060
アウトソールには軽量なVibram®︎#2060が採用されています。
長時間の歩行にも疲労がかからずスニーカーにも劣らない履き心地を生み出すとの事です。
ヒールも一体型で、ほぼフラットに繋がっていますね。
スニーカーに近いといえば、確かにそうなのかもしれません。
この点、これはあくまで僕の個人的な思いですが、
ドレスシューズ等のレザーシューズやブーツにおいては、スニーカーと同じようなクッション性まではあまり期待できないのではないかと思います。
僕はそれをネガティブには捉えておらず、大事なポイントだと思っていますが。
スニーカーはグニャンと感じるくらいのクッション性があったりしますよね。
エアクッションのようにミッドソールに衝撃吸収力の高い素材が使われる場合もありますし、ローテクスニーカーでもインソールに弾力のある素材を使ったりしています。
確かに運動性能に優れていますが、日常生活においても万能なのかどうか・・僕は疑問を感じるかなぁと。
これは以前クッション材について書いた時にも考えた事です。
対して、レザーシューズは基本的に硬めのクッション性だと思います。
あくまで歩行時の路面からの衝撃が体に響かない程度であって、グニャンとはしないのがポイントだと思います。
そのため、足裏に路面を踏み締める適度な感触があります。
専門家では無いので個人的な感覚でしか書けないのですが、
スニーカーとレザーシューズでは使われる足の筋肉も少し違うのではないかと思っています。
ですので、一方だけに履き慣れていると他方を履いた時に疲れやすいのかなと。
また、足に合わないラストやサイズで履いているとどちらのタイプでも足に痛みが生じたり疲れやすくなるのなかと。
個人的には、両方を適度に履くのが良いかなと思っています。
本靴の話に戻りますね。
本靴も基本的には「1128」と同じインソールやミッドソールで、アウトソールだけがVibramに変更されているのだと思います。
つまり、レザーシューズの履き心地をベースに、アウトソールの特徴としての軽量性とクッション性が付加されているのではないでしょうか。
であるならば、レザースニーカーに近いのかもしれませんね!?
すなわち、レザーシューズとスニーカーの中間くらいのクッション性と履き心地でしょうか。
レザーシューズに履き慣れていない方が最初にトライするのにも宜しいかと!
あらためて、ラバーソールの登場と進化によって、レザーシューズのクッション性や履き心地のバリエーションも増えたのでしょうね。
もちろん耐水性や防滑性なども優れていますよね。
加えて、レザーソールやハーフラバーという選択肢もある訳で。
実はレザーシューズには多彩な履き心地の可能性があるのでは!?
今回はここまでです。
ではでは。
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