こんにちは。
今日も暑さを感じました。
なんだか気怠い感じがするのは僕だけでしょうか、、、。
30度近くなるというのはこういう感じなのかぁ。
いや、意外と湿気の影響が大きいのかもしれませんね。
前回の続きです
「内羽根」と「外羽根」、
「プレーントゥ」と「キャップトゥ」、
の背景にある意味合いについてアレコレ書いてきました。
そして、これらの組み合わせで、だいたいのポジションも分かるのではないかと。
これはおおむねクラシックなスタイルにおける見方でしょうか。
そして、キャップトゥダービーにはミリタリー なフォーマルという側面もあるのでは!?という僕の考えを書きました。
ちょっと先走ってしまいました・・・
というのは、こちらのスタイルについて書いていなかったので、、、。
ボリューム感のあるラスト、丈夫なスコッチグレインレザー、
ダービーには外鳩目、分厚くゴツいソール、
カントリー仕様ですね!
今回もこちらの記事を読ませて頂きました。
図らずも(本当に)記事と同じように僕も「一足紹介を忘れて」いました・・・。(苦笑)
カントリー仕様のキャップトゥダービーはイギリスの靴に結構あるのですね。
キャップトウも内羽根式のものに比べ外羽根式は若干カジュアルな雰囲気が出るとの事。
ここで、前回引用させて頂いた「つま先の芯(Toe Cap)」の歴史の話が登場します。
「1880年代には用途に限らず靴のスタイルとして大変人気が出たよう」と。
すなわち、内羽根式でも外羽根式でもキャップトゥの人気が高まり、カントリー仕様のものがあっても、全くおかしくないとの事です。
そして、ここから伺えるのは、内羽根式はドレススタイル用、外羽根式はカントリースタイル用、という分類かなと。
もう1つ別の記事も読ませて頂きました。(感謝)
かつてブーツが紳士靴の中心だった時代に、ダービーブーツは作業や野外活動に合った靴と捉えられていたそうです。
トウキャップは、労働やスポーツ、戦闘などのハードな環境において足をより防護する目的で配される事が多かったそう。
短靴の時代となって、キャップトウダービーはかつてのダービーブーツのギア性を色濃く残すスタイルといえるのですね。
その源流を感じさせる仕様として、キャップエンドのブローグや3本のステッチなどのディテールが見られるのですね。
実は、、、昔の僕がキャップトゥに対して持っていたイメージも、土の匂いがするようなカントリーっぽい感じか、油の匂いがするようなワークっぽい感じ、でした。
そうですね・・・、このようなイメージ(↓)かなぁ。
|
アメリカンカジュアルのワークスタイルに似合う感じですよね!
今のようにイギリス靴に興味を持っていなかった頃なので、デザインとニュアンスとイメージで、カッコ良いか、そうで無いか、という判断基準でしたね。(若)
でも、そのような素直な感覚(!?)も結構大事だと未だに思っていたりします。(笑)
で、当時の僕の好みはむしろ『アニエス・ベー』のような感じでしたので・・・、
キャップトゥよりプレーントゥを好んでいたわけです。(懐)
ですので、映画『007 SPECTOR』で「NORWICH」を見た時も、最初はタイプではなかったわけです。(笑)
でも、タイプでは無いはずなのに、何故か印象に残ったのです。
冒頭の壮大なシーンでカッコよく登場したから??
それもあるかのもしれませんが、
もう少し特別な興味があったのでしょうね。
その結果が「BORDON」とのご縁であり(笑)、
今回の特集でもあります。
一見タイプでは無いのに印象に残るというのは、自分の中に引っかかる何かがあるからなのでしょうかね?
それはまだ自覚していない特別な魅力を感じているからなのかもしれませんし、(運命)
逆に本当に苦手だからなのかもしれません、、、。(苦笑)
幸いキャップトゥダービーに関しては前者だったようです。
今回はここまでです。
ではでは。