こんにちは。
昨夜は結構寒くなり、今朝も寒さを感じました。
小雨、曇り、雨、と結局は雨になりました。
今季の梅雨は蒸し暑いというよりも、肌寒い感じなのかな。
そんな雨の日も、レインブーツがあれば便利で安心です!(笑)
浸水してこないし、滑らないし。
もちろん、雨の日用の革靴やスニーカーという手も有りますが、
っていうか、それらの方が一般的でしょうが、
レインシューズも良いですよ!
水たまりの中に踏み込めるか否かが他の靴との大きな違いですね!(笑)
・・・避けて歩く方が一般的ですか??(苦笑)
僕にとってガンガン歩けるレインブーツはもはや必需品で、
ワードローブの定番アイテムです!
出掛けたくない雨の日も、
年に一度有るか無いかの大雪の日も、
気が向いた時の庭いじりも、
レインブーツがあれば少しは前向きな気分に!?(笑)
振り返ると、2019年3月に僕の『HUNTER』をご紹介していました。
英国王室御用達の『ハンター』は、コシのあるカチッとしたラバーブーツです。
名前の通りアクティブに野山を動き回るようなスポーティーなデザインと、
英国ブランドらしい色使いも魅力ですね。
さて、今回はもう1つの定番レインブーツをご紹介します。
AIGLE
『AIGLE』はフランスのブランドです。
以前『Paraboot』のラバーソールの話をしていた時にもチラッと登場した老舗です。
そう、フランスにはラバー製造に長けたブランドがあるのです!
まずは『エーグル』の歴史からです。
歴史
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
167年の歴史を持つ仏ブランド「エーグル」のレインブーツの底力 | OCEANS オーシャンズ|男の日常を楽しくする情報発信局
1808年にイギリスで生まれたアメリカ人ヒラム・ハッチンソンは、チャールズ・グッドイヤーからゴムの加硫処理に関する特許を買い取ります。
そして、1853年、フランス・パリの南方100kmにあるロワール地方の街モンタルジーで事業を起こしました。
当時のフランスでは、農民のほとんどが木の靴で作業をしていました。
加硫処理を施して弾力のあるゴムを使ったブーツを作れば、仕事中の足が保護されますし汚れません。
安定したゴム加工方法が確立されてまだ10年ほどでしたが、地元の優れた職人を集めてゴムを使ったブーツ作りにチャレンジしました。
上質な天然ゴムが持つやわらかく反りの良い履き心地は、長時間履き続けても疲れないブーツとして支持を得ました。
それが現在も続く『AILGE』のラバーブーツです。
因みに、
1887年にはダンロップが空気入りタイヤを発明し、
1890年にはハッチンソンが自転車用タイヤの生産を始めました。
そう、自転車タイヤメーカー『HUTCHINSON』も彼が作ったブランドなのです!(繋)
『AIGLE』に戻りますね。
1920年代、アパレルビジネスも積極的に展開し、レインコートなどを生産しました。
ファッショナブルなエーグルのブーツはパリで人気となります。
1950年代、テニスシューズなどスポーツ関連のアイテムを展開しました。
1967年から68年にかけて、モンタルジーからエグランデへ工場を移しました。
1972年にはミュンヘンオリンピックのためにセーリングブーツを開発しました。
1973年、乗馬ブーツ「エクイヤー」を発売しました。
1980年代は『ナイキ』や『アディダス』などのブランドがスポーツウェア分野で飛躍したため、スポーツでは無くアウトドアなどにシフトチェンジします。
1989年にパリ中心部のサンジェルマン通りに初のエーグルショップをオープンしました。
1993年、『ヤマトインターナショナル』がラインセンシーとして日本での事業を開始。
同年に東京・渋谷でアジア初のショップを開設。
現在はアジアに250以上のショップを展開しているそう。
2003年、ブランド150周年を迎えました。
記念コレクションとしてフランスのデザイナー『Eric Bergere』とコラボレーションしました。
2017年3月からは日本での事業は『ラコステ ジャパン』が運営しています。
2020年、アーティスティック・ディレクターにパリ発のブランド『エチュード スタジオ』の創業者チームである、オレリアン・アルべ、ジェレミー・エグリ、ジョゼ・ラマリの3人が就任しました。
感想
僕が『エーグル』というブランドを知ったのは、おそらく『アニエス・ベー』の店舗で見かけたのが最初だったと思います。
その後ラバーブーツやレインコートを通じて身近に感じていた事もあり、アウトドア系のアパレルブランドだと思っていました。
『エーグル』自体は確かにアパレルブランドなのですが、実はタイヤ等のラバー製品とも繋がりがあったのですね。
アパレルの展開も1920年代と、かなり早くからだったのですね。
テニスシューズ特集の時にも書きましたが、ラバーはスニーカーの歴史においても非常に重要な素材でしたよね。
当時の先端技術であったラバー製造加工のノウハウを持つメーカーがテニスシューズ等のスポーツシューズも作っていました。
エーグルもその1つだったのかもしれませんね。
近年はアウトドアウェアのイメージが強いのですが、本格的なアウトドアブランドと比べるとそこまでハイスペックを追求する感じでは無いのかもしれません。
むしろ、アウトドアでも使える機能性にフランスらしいファッション性を合わせたデイリーウェアという感じでしょうか。
そして最近はファッション性に磨きがかかってきたような印象があります。
アウトドア寄りというよりも、タウン寄りな感じで、カッコ良くなってます!
今回はここまでです。
ではでは。
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