こんにちは。
今日は雨も上がって、、、も晴れずに曇り、
気温も、、上がらず。
むしろ寒いくらいでしたね。
もう5月中旬だというのに、寒さは3月くらい??
寒暖差が激しいというか、今も初春から変わっていないというか、季節感がないというか。
前回の続きです。
今季の気分で履いている『エドワードグリーン』の「BORDON」について書いています。
『エドワードグリーン』の顔ともいえるラスト202、
その顔中の顔ともいえる靴が「CHELSEA」で、キャップトゥオックスフォード(内羽根)ですね。
僕はそこからの新しいアプローチとしてキャップトゥダービー(外羽根)の「BORDON」を見ています。
とはいえ、、、
キャップトゥダービー自体は昔からある伝統的なスタイルのようなので、温故知新??(笑)
でも、こちらの特徴は新しいのではないでしょうかっ!!?
Utah calf(ユタカーフ )
数年前からネット記事でも騒がれ出した特別なカーフですね。
ユタ・カーフについて書かれた記事を見つけました。
まずは『エドワードグリーン』の日本における輸入総代理店である『STRASBURGO』さんの記事です。(感謝)
2019年3月27日の記事です。
タンナーはフランス北東部に位置するアルザス地方の『Haas Tanneries(ハーズ・タナリーズ)』です。
以前、『HESCHUNG』の時にも登場したタンナーですね。
「ユタ・カーフ」は9種類のオイルを染み込ませた特別な皮革で、耐水性もあります。(防水皮革ではありません)
ふっくらとした肉厚な革は柔らかさも感じられます。
表面の格子状の模様は、伝説のトナカイ皮革ロシアン・レザーに類似しています。
記事の後半からユタ・カーフを使ったモデルがいくつか紹介されています。
その中の「FROSWICK」はパンチドキャップトゥですね。
そして、カントリータイプとして紹介されています。
続いては『BROSENT』さんの記事です。(感謝)
まず価格が「高い」革との事です。
また『Haas』は『CHANEL』グループ傘下なのですね。(学)
プレスをかけた型押し革は一般的に固い革が多いのですが、ユタ・カーフはとてもソフトです。
パターンは幻の革と言われるロシアンカーフと同じ菱形です。
因みに『Horween』のハッチグレインも同種のパターンですね。
クリームを入れると結構光沢が出ます。
ファッション的には、ロシアンカーフのような型押し文様の意義が大きいのかな。
というのはロシアンカーフは貴重で高価でロマン溢れる魅力があるから。
それを現代に蘇らせた現行ロシアンカーフもあるそうです。
エルメスの依頼によってイギリスのJ&FJ Baker社が6年の歳月をかけて復刻したそうです。
オリジナルを継承するタンナーは無いので本当の本当にオリジナルの通りなのかは分かりませんが、徹底的に調べて再現されたようですね。
そういう意味では、ユタカーフは確かにロシアンカーフ風とも言えます。
型押しのクロコダイルみたいな感じでしょうかね。
それでもユタカーフに魅力を感じられるのはカーフのクオリティーの高さにあります!
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
ブルターニュとドルゴーニュで生産された最高のカーフから作られ、10枚製造しても1枚しか使用できる革はないそうです。
なんて贅沢な革でしょう!!
今回はここまでです。
ではでは。
おまけ
ユタカーフを使った靴を楽天で見つけました。
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ラスト202のUK71/2Eです。
状態もかなり良いですね。