こんにちは。
今日も晴れました。
素直にちょうど良い気候ですね。
恵まれています。
先日、僕の新しいイヤホンをご紹介しました。
ずっと気になっていた『DEVIALET』の「GEMINI」です!
その音の凄さに驚き、色々な曲を聴きまくっています。(楽)
今まで聴いていた曲の魅力が更に引き出され、もはや新しい音楽体験ですね。
その魅力を楽曲と合わせて説明してみたいと思います。
まずは、宇多田ヒカルさんの最新アルバム 『BADモード』を「GEMINI」で聴いた感想を書いてみたいと思います。
ただ・・・『BADモード』の魅力は僕がとても書き表せる次元では無いので、是非実際に聴いて下さい。(願)
宇多田ヒカルさんと同じ時代に生きていて、日本語を理解できる日本人であって、本当に幸せだと感じられます!
基本的にはイヤホンやヘッドホンでじっくり聴く事をお勧めしますが、
『BADモード』はウーファーの効いたスピーカーでガンガン聴くのも良いです!!
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それでは、僭越ながら、始めてみたいと思います。
「GEMINI」の設定は基本的に「デフォルト(フラット)」としています。
まずは1曲目の「BADモード」。
実はアルバムのアナウンスがあった当初、えっ・・BADモード??って思いました。
ネガティブなワードを使う事って今まで無かったと思うので、とても驚きました。
その「BADモード」が1曲目・・・
でも、楽曲を聴くと全く違う!!
これまでのアルバムもそうなのですが、ヒカルさんは1曲目からリスナーの心を掴みます!
本作もやはりやってくれました!!
極上のポップサウンドにグッとくる歌詞。
こういう楽曲をアルバムと同時に披露するのですから堪りませんね!
まずはコロナ禍の影響を考えてしまいますが、それだけでは無く広く日常の中にも当てはまるBADな時に、こういうメッセージを聞けるって嬉しいですよね。
入りのため息、さぁ、歌うぞ!っていう流れにもグッと惹かれます!
そしてサウンドです。
イントロは心地良く弾むようなビートに包まれます。
中音域のキレの良さも温もりも、そして歌声も!、気持ち良く聴こえます。
実は既に低音の洗礼が始まっています!
「GEMINI」は弾む音にも厚みが感じられます。
そして、中頃に曲調が変わり・・・後半はJazzyな雰囲気に変わるのです!!
こういう展開も新しい感じがします!!
更にこの楽曲には様々な音が散りばめられているようで、1つ1つの音が異なる位置から聴こえます。
そして終わりはスリリングな余韻を感じます。
その流れからの2曲目「君に夢中」です。
入りがピアノの音ですが、1曲目からの繋がりが凄く気持ち良い!!
歌詞が刺さるのは言わずもがなです。(才)
そして、重低音が効いています!
軽く轟いていますね。(笑)
綺麗な鍵盤の音も、ズ〜ンと轟く低音も、大好きな歌声も、きちんと聴こえます。
「GEMINI」が優れているのは、余裕のある重低音だけでは無く、中音域も高音域もきちんと再現してしまうところですね。
ヴォーカルが犠牲にならず、聴いていて気持ちが良いです。
3曲目は「One Last Kiss」です。
エヴァの楽曲としても有名で、歌声が、ビートが、サウンドが、歌詞が、完成度が凄過ぎる!!
イントロでゾクゾクし、聴き進むうちに不思議な力が注入されるこの感覚は、ヒカルさんにしか作れないでしょうね。
前に出る音と抑えた音の感触、乾きと温もりが感じられる音色、躍動感と澄み渡る空気感、も伝わってきます。
4曲目は「PINK BLOOD」です。
重低音が解放されます!
ドォンドォン来ますね!!
各楽器もヴォーカルも独特のリズムが魅力の楽曲で、コーラスも右から左から揺れ動き、新しい感覚です。
絶妙なバランスで構成されたサウンドが歌詞の説得力に繋がっています。
そうした楽曲の世界観を「GEMINI」はしっかり表現できているように思います。
そして、5曲目の「Time」です。
僕に『美食探偵』にもハマったので、苺ちゃんをイメージしながらドラマティックに感じる曲でもあります。(楽)
楽曲は初期の頃を思い出すような、でもパワーがとてつもなくデカい!!
それを象徴するのが重低音です!
これはもうヤバイです。
最近の僕はアメリカのヒップホップやKポップも多少聴いていますが、「Time」の重低音はヤバイです!!
そして、凄くヒカルさんらしい音だとも思うのです。
この楽曲を「GEMINI」で聴くと重低音の轟きを感じます!!
特に中頃の展開が変わるあたりはもうゾクゾクが止まりませんね。
このパワフルなサウンドは『Fantome』を経たパワーだと思います。
そして、こういうサウンドを歌詞の力にしっかり繋げて楽曲に圧倒的な説得力と感動を生み出す才能ですよね。
その歌声は高音域まで伸びるのですが「GEMINI」はきちんと聴かせてくれます。
「Time」の大きなパワーをしっかりと再現していると思います。
因みに、「Time」を「ベース」設定で聴くと重低音が更に厚みと重みを増します!
・・・ヤバァァ。(笑)
ヴォーカルは若干遠くなりますが、遠くは無いので全然聴けます。
こういうバランス感の良さからも、凄いイヤホンだと思いますね。
ヤバァァ。
今回はここまでです。
ではでは。