こんにちは。
今日は本当に雪が降りましたね・・・。(驚)
まさか今頃、、、桜も見え始めてきたというのに・・・。
幸い積もる程ではありませんでしたが、やはり寒さが違いますね。
しかも、節電要請もありましたので、ダブルパンチです!
店舗の看板や電飾を消したり、照明やエアコンなどの節電をしたり、皆さん協力をされましたね。
お陰様で、ブラックアウトは回避されました。(大感謝)
でも、あらためて考えると、今までの電気生活が贅沢過ぎたのかもしれないなと。
必要以上に電気を使う事が当たり前になってしまったのでしょうね。
それを豊かさと考えるのは、
っていうか、それを豊かであると自覚していない状況から、
改める時期に来たのかな。
世界情勢を見ても、環境問題を考えても、転換点に来ているのでしょう。
雪降る寒い日に電力不足を心配することは、今のヨーロッパの関心事とも重なりますね。
原因は違いますが、課題は共通しているのかな、
と、あつあつの鍋焼きうどん風うどんを食べながら思いました。(温)
明日も状況は厳しいようなので、引き続き気を引き締めないとですね!
イタリア靴のシングルモンクを取り上げています。
Silvano Lattanziの次はこちらです!
BETTANIN&VENTURI
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『ベッタニン&ベントゥーリ』は、正直僕もあまり馴染みのないブランドです。
というのも、なかなか販売されているショップを見かけないので・・・。
伊勢丹やバーニーズニューヨークには有ったかなぁ??
ただし、『最高級靴読本 究極メンテナンス編』では数足紹介されていましたね。
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そして、以前『StefanoBranchini』のシングルモンクを取り上げる際に登場した事で、気になってしまいました!
ブランキーニのノルヴェジェーゼ製法ラインの制作を請け負っていたのがジョゼッペ・ベッタニン氏の工房だったという件です。
という事で、
あらためまして、歴史からです!
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
BETTANIN & VENTURI|BRANDS|TAILOR&CLOTHS(テイラーアンドクロース) - 赤坂にある70年続くテイラー
1850年に創業した、イタリア・ヴェローナにあるシューメーカーです。
「BETTANIN&VENTURI」は4代目のジョゼッペ・ベッタニン氏が1944年に立ち上げたブランドのようですね。
ノルヴェジェーゼ製法の原型とされるカデノン製法は、世界で唯一、ベッタニン家にのみ伝わる技法です。
こちらに画像がありました。(感謝)
ソールが厚いので縫い付けが難しく、ステッチを三つ編みのように装飾しているため、頑丈な仕上がりとなります。
ノルヴェジェーゼ製法よりも手間が多く、とても高度な手技が必要な技法です。
因みに、ノルヴェジェーゼ製法はステファノ・ブランキーニで開発された製法ですが、ノルべステッチもノルヴェジェーゼも考案したのはジョゼッペ氏なのだそうです。
前述しましたが、『Stefano Branchini』のノルヴェジェーゼ製法ラインはジョゼッペ氏の工房に制作を依頼していたとの事なので、両氏の間には特別な関係がありそうですね!
革新的な靴はデザインと技術の両方があって誕生したのだと思われます。
カデノン製法はオーダーのみとなりますが、他にもノルヴェジェーゼ、グッドイヤー、マッケイと幅広い製法を駆使した靴を作っています。
靴作りの工程の90%を手作業で作る「九分仕立て」による丁寧な靴作りを続けています。
特徴としては、もちろんデザインにもよるでしょうが、
それ程細身では無く、インソールは立体的だそうです。
2016年にジョゼッペ氏が引退され、2017年で生産が終了したようですね。
そして『B&V 1856』というブランド名に変わって息子と弟子に受け継がれているようです。
かなり歴史のあるブランドなのですね。
ただし、当初どのような靴を作っていたのかは分かりません。
ジョゼッペ氏の代になってからの情報、しかもかなり限られた情報しか見つけられませんでした。
基本的には手作りの工房と思われるので、時代に合わせながら少量の良質な靴を作り続けておられるのかもしれませんね。
それでは靴を見ましょう!
BETTANIN&VENTURI
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いかにもイタリア靴らしい印象ですよね!(笑)
ソックシート
ソックシートにはブランドロゴがプリントされています。
「Bettanin&Venturi Fatto a mano」と書かれていますね。
割合シンプルなデザインですが、かっこいいロゴや手作り感も伝わるセンスの良さはイタリアらしい感じがしますね!
ライニングも足当たりの良さそうな革ですね!
イタリアは革王国でもありますしね。
今回はここまでです。
ではでは。