こんにちは。
今日も晴れました。
気温も結構上がったようで、
風もあまり無かった事もあり、
少し暖かさが感じられました！（嬉）
そろそろ春！？？
早く世界に穏やかで美しい春が訪れることを祈ります。
前回の続きです。
ブランキーニからもう１足です。
Stefano Branchini Uチップ
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こちらはユーズドです。
靴についての情報が無いので、詳しいことは分かりません・・・。
見ていきましょう！
フォルム
ノーズがスーッと伸びていて、ロングノーズですね。
ウィズは十分にありそうで、内外両側から直線的に窄まっています。
サイドウォールもエッジが効いているように見えます。
トゥはコンパクトなスクエアです。
ロングノーズですが、シャープなスクエアトゥであることで間延びした感じがしませんね。
往年のブランキーニもこうしたフォルムでしたね！
この組み合わせは１つの完成形だと思います。
例えば、クロケット＆ジョーンズの348も同じ系統かなと思います。
Uチップ
ヴァンプにはモカ縫いが施されています。
一枚の革を摘んで縫った「つまみモカ」でしょうね。
モカ縫いの先端もくっきりとしたスクエア型です。
キリッとした印象ですね！
因みに、ベルルッティの「Andy」がこのようなモカ縫いでしたね。
ダービー
クォーターの革の切り返しがあります。
ダービー（外羽根）をベースとしたシングルモンクですね。
羽根の付け根は後方寄りですね。
羽根も1〜2ホール分くらいのコンパクトなサイズです。
Vフロントのような角度はついていますが、羽根自体がコンパクトなので角度は浅めですね。
羽根の付け根からソールへのカットラインは斜め後方へ真っ直ぐに伸びています。
スクエアトゥのシャープな雰囲気とも合っているように思います。
ストラップ、バックル
内側の羽根からストラップが伸びています。
太めの幅ですね。
先端は平らなカットラインです。
淵にはダブルステッチが施されていますね。
ストラップ自体はカジュアル寄りなデザインでしょうか。
でも、スクエアトゥとのバランスは良いですね。
靴全体のシャープな雰囲気に馴染んでいると思います。
バックルも太いストラップに合わせて大きめですね。
やや長方形に近いでしょうか。
角のあるスクエア型でシャープな印象です。
色はアンティーク感のあるゴールドに見えます。
アクセサリーとして見た感じの質感も良く、靴を引き締めていますね！
後ろ姿
ヒールは割り縫いで、縫い目には市革が当てられています。
市革はシンプルな長方形ですね。
ヒールブロックはコバの張り出しが無く、ヒールカップの膨らみの方が出ていますね。
ヒールの高さも抑えられていて、スリッポン等の室内靴のようなヒールですね。
ソール
シングルレザーソールです。
底面に底付けの縫い糸が見えます。
コバの張り出しより内側ですので、マッケイ製法でしょうか。
ハーフラバーとヒールの全面ラバーは後から貼られた物ですね。
感想
ロングノーズのスクエアトゥでスクエア型のモカ縫いはやはりカッコイイです。
太めのストラップと大きめなバックルは強さを感じます。
クラシカルで、エレガントで、強い、デザインですね。
今回はここまでです。
ではでは。
