こんにちは。
今日も晴れました。
雪もほとんど溶けるくらいの穏やかな天気でした。
予報では明日の夜ころにまた・・・またぁ?
スキージャンプ男子ラージヒルで小林陵侑選手が銀メダル!!
おめでとうございます。
1本目の大ジャンプがとても綺麗で印象的でした。
ハイレベルな接戦で、試合後には選手同士で称え合っていましたね。
非常に充実した試合でした!
その後は女子カーリングを堪能しています。
追う展開になって、接戦となって、ナイスショットで勝ちました!
カーリング、面白いですね!
そして、やはり美しい。(美)
更に、明るい!(楽)
いつまでも見てられます。
ベルルッティのシングルモンクを取り上げています。
今回はこちらです。
Berluti オルガⅢ Rubini ホールカットシングルモンク
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おそらくこちらのモデルと同じではないかと思われます。(感謝)
よしながふみのレシピ ~THE RECIPE FOR FUMI YOSHINAGA~:小野裕介の靴(ベルルッティ)「そっとしておいて」
「オルガⅢ」コレクションから「Rubini」というモデルのようですね。
同コレクションについてこちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
記事によると、1992年にオルガ・ベルルッティが
クラブコレクションの雛形としてオルガⅠ、
ビスポーク用としてオルガⅡ、
既製の新しいコレクションとしてオルガⅢ、
を生み出したとの事です。(学)
シリーズのコンセプトは、
代々承継してきたボティエ(靴職人)たちによる卓越した伝統と技術と 現代のエグゼクティブ紳士の足元を飾るにふさわしいエレガントなデザインの融合、
なのですね。
そして、正式には前期と後期に分かれるそうです。
前期型はオルガ本人が起こしたオリジナルで、甲が低くスリムな木型だったため、合う人が多くは無かったそう・・・。(厳)
後期型は改良され、少し肉厚になったとの事。
そして、「ルヴィニ」の画像もありますね!
フォルム
ノーズは長過ぎないくらいのスマートなバランスで、現代的なクラシックと言える感じですね。
撮り方も影響していると思いますが、甲の立ち上がりがしっかりあるように見えます。
そして、何と言ってもトゥですね!
くっきりとしたスクエアトゥです。
先端の横幅がしっかり感じられますし、サイドのエッジも効いていますね!
細っそりとしたアーモンドトゥより詰まって見えるためか、同じノーズ長でも少し短く見えるように思います。
クラシックな雰囲気も感じるのはこのノーズ長の印象でしょうね。
同ラストの「アレッサンドロ」をお持ちの方の記事を見つけました。(感謝)
「オルガⅢ」はビスポーク風との事で、「クラブ」コレクションよりも甲が低いそう。
そして、思いっきりスクエアトゥ、と。(同意)
以前フレンチトラッド と「マルセル・ラサンス」について書いた時の事を思い出しました。
時期的には2000年前頃の別注オールデンになると思うのですが、これがフレンチトラッドなデザインだったのでしょう。
思いっきりスクエアトゥですよね!(笑)
こういう感性はイギリスとは異なるフランスらしい特徴かなと思います!
デザイン
クォーターの革の切り返しがありません。
ヒールだけで縫い合わされるホールカットをベースとしたシングルモンクです。
ホールカットは、看板モデル「Alessandro」に代表されるブランドの象徴的なスタイルですよね!
ただ、羽根を形成するためのカットラインに注目すると、
「Alessandro」は開きの根本が尖ったV字なのに対し、
本靴は丸みのあるU字となっています。
そのため、羽根の開きも大きくなっています。
スクエアトゥと相まって、印象の強い輪郭ですね!
そこにバックルが加わります!
ストラップ、バックル
ホールカットがベースですので、羽根の上に別途ストラップが載せられています。
(流石に羽根と一体化したストラップは難しそうですよね。)
ストラップはドレスシューズらしい細さで、先端は剣先型です。
外側の羽根と接する辺りにベルト通しがあります。
装飾の少ないホールカットなので、この小さなディテールも結構印象的ですね。
バックルは「B」を2つ上下に合わせたようなオリジナルデザインとなっています!
Berlutiのイニシャル「B」をイメージさせる、象徴的なデザインですね。
ボリューム感は抑え目で、上品なバックルに仕上がっていると思います。
さり気なく華やかなアクセサリーのようなバックルですね!
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後ろ姿
ヒールは縫い割りで、ステッチが目立たない仕上げとなっていますね。
上端の市革も非常に小さな革が当てられていて、繊細な印象です。
ヒールブロックも張り出しておらず、高さも抑え気味です。
寡黙さを感じる後ろ姿ですね。
ブラックのパティーヌによって一層ストイックな印象です!
ソール
シングルレザーソールです。
全体が黒く塗られたカラス仕上げですね。
感想
スクエアトゥやU字型に開いた羽根、シングルモンクストラップ、という大胆なデザインに対して、他の箇所は極力縫い目等を目立たせない控えめなデザインとなっています。
相対するデザインによって、それぞれの持ち味がより際立っていると思います。
強さと寡黙さが調和したフランスらしいデザインですね!
今回はここまでです。
ではでは