こんにちは。
今日も晴れました。
空気は冷たくて、冬の晴れですね。
ジョンロブのシングルモンクを取り上げています。
次はこちらです。
JOHN LOBB JERMYN Ⅱ
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サイドモンクです!
今回取り上げた靴はユーズドですが、現在も展開されているモデルです。
現行のラインナップにも入っていますね!
https://www.johnlobb.com/ja_jp/mens-shoes/jermyn-ii-buckle-palladium-prestige-leather-sole
まずは本靴が作られた年代を探ってみたいと思います。
年代
ソックシートを見ると、「JL」のロゴの下に「JOHN LOBB」とあります。
アウトソールのロゴも同様で、更に「MADE IN ENGLAND」も刻印されています。
現行デザインの1つ前と思われます。
アウトソールのトップリフトのゴムに注目すると、
特徴的な「JL」デザインです!
これは以前「ASHILL」の時に調べましたね。
自社工場が稼働して暫く経ってから、ラスト7000が登場した頃、すなわち2000年以降から2014年頃までの製造と思われます。
因みに、2002年の『最高級靴読本』にも掲載されていました。
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2002年で掲載されているという事は、既に有ったという事ですよね。
おそらく2000年に入り、ラスト7000が誕生した早い段階から作られていたモデルでは無いかと思われます。
アウトソール
アウトソールの画像を見ているので、そのまま続けます。
シングルレザーソールで、ウエストのところがブラックで色付けされています。
半カラス仕上げはプレステージラインのディテールですね!
そう、「JERMYN Ⅱ」はプレステージラインで展開されるサイドモンクなのです。
ラスト7000
ラスト7000は2000年に誕生して以来、現在もジョンロブの主力ラストとして君臨する名ラストです。
スーッと伸びた少し長めのスマートなノーズに、コンパクトなラウンドトゥが実に優雅です。
トゥに装飾の無いプレーントゥはラストのフォルムが綺麗に表れますね。
クセの無い、限りなく純粋なトゥラインと、極上の革の美しさ。
いつまでも見飽きることが無いでですね。(美)
ところで、「Ⅱ」があるという事は「Ⅰ」もある?
という事で探してみたのですが、、、見つかりません。
この点、「CITY」や「PHILIP」といった定番モデルで言えば、
ラスト8695が「Ⅰ」で、ラスト7000が「Ⅱ」ですよね。
という事は「JERMYN」も??
でも、ラスト8695の「JERMYN」は見つかりませんね・・。(謎)
そういえば、サイドモンクというデザインの誕生がジョンロブのイヤーモデル「1998」と言われていましたよね。
だとすると、もしも「Ⅰ」があったとすれば、1998年から2000年頃までの間に誕生している事になるのかな。
どうなんでしょうね??(楽)
今回はここまでです。
ではでは。
おまけ1
色とサイズ違いを見つけました。
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ブラックカーフで、6Dです。
おまけ2
もう1足!
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ブラックカーフで、8.5Eです。
シューキーパーが付きますね。
こちらはソックシートのロゴデザインやトップリフトのゴムデザインから、2015年以降に作られたと思われます。