こんにちは。
今日も晴れました。
昨日に引き続き、風も穏やかで、寒さもそこまでではなかったです。
阪神淡路大震災から27年が経ちました。
昨夜から報道番組等でも取り上げられていましたね。
振り返ると、2020年の今日も書いていました。
その時に「お世話になっている人生の大先輩」の事を書いたのですが、
コロナ禍になって越して行かれました。
大きな苦難には抗えませんね、、、。
今では自然環境、地政学、社会基盤、社会構造などなど、様々な場面でリスクを感じる事が増えてきました。
先送りできない状況ですね。
シングルモンクに戻ります。
ジョンロブから「ASHILL」、「MATTA 2」、「KENTON」を取り上げてきました。
今回はこちらです!
JOHN LOBB FOULD
クラシカルなデザインですよね。
事実、現行ではラインナップされていません。
「FOULD」についてググったところ、こちらの記事を見つけました。(感謝)
JOHN LOBB "FOULD" MADE IN ENGLAND - ILLMINATE Official Online Shop
ジョンロブが既成靴をスタートする際にもラインナップされていたという事ですので、1981年からでしょうかね。
記事ではTABACCO(Suede)の「FOULD」が掲載れています。
それは既成靴30周年記念特別モデルとして限定発売されたそうです。
もう少しググったところ、こちらの記事も見つけました。(感謝)
JOHN LOBB│既製靴30周年記念特別2モデル 日本限定復刻 - Web Magazine OPENERS(ウェブマガジン オウプナーズ)
「FOULD」については、
既成靴をスタートする際にラインナップした初代シングルモンクストラップシューズ、
と紹介されていますね。
そして、やはり既成靴30周年記念モデルです!
1981年当時、ジョンロブ・パリは既成靴の自社工場を持っていませんでしたよね。
となると、他社へ委託製造していたのでは??
これに対して、こちらの靴と説明を読ませて頂きました。(感謝)
大変貴重な情報がありますね!!(神)
抜粋させて頂きます。
Darbyラスト(80年代〜90年代初頭)・・旧エドワードグリーン工場製
2466ラスト(80年代末〜90年代中盤頃)・・旧エドワードグリーン工場製orジョンロブ工場製
236ラスト(90年代中盤〜90年代後半)・・クロケット&ジョーンズ工場製
8695ラスト(90年代中盤〜最近)・・ジョンロブ工場製
最初は旧エドワードグリーン製だったのですね!!(驚)
なんだか伝統的な英国靴のスタイルのような気がしてきます。(楽)
このあたりのラストについては『最高級靴読本 Vol.2』にも記載がありました。
|
ラストDarbyは、作為的なロングノーズではなく、かなりスマート、ウエストの絞り込みもかなり急、との事です。
ノーズが長くなくてスマートという事は、幅が細めなのかな。
ラスト2466は、Darbyの改良版との事で、アウトサイドカーブが効いているように見えます。
という事は、幅が少し広くなったのかな??
ウエストはかなり絞り込まれていて充分に細くスマートに感じるそうです。
いずれもウエストの絞り込みがしっかりしているとの事で、エドワードグリーン製らしさが想像されますね!
そして、細くスマートに仕上げているところがジョンロブらしいかなと。
ラスト236については、本には記載がありません。
でも、236って・・・
クロケット&ジョーンズで最も古いキャップトゥ「CONNAUGHT」に使われているのと同じ??
|
ラスト236について、こちらを読ませて頂きました。(感謝)
ラスト(木型)の紹介 | クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones) | Trading Post 公式通販
ラウンドのショートノーズのシルエットで、
ルックス、フィッティング共にクラシック、
英国紳士を象徴するラスト、
正にイギリス靴のスタンダードモデル、
と解説されていますね!
先のDarbyや2466と比べると少しゆったりした印象がします。
「FOULD」はシングルモンクという事で、カジュアルドレスに向いたラストとして採用されたのかもしれませんね。
そして、ラスト8695の登場・・ですが、
今回はここまでです。
ではでは。