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さり気なく、華やかに、シングルモンク。 (17) Church's WESTBURY ①

 こんにちは。

 今日は曇り気味でした。

 夜は雨が降っていますね。

 

 昨日は肌寒さを感じたので今日はもっと寒くなるのかなぁと構えていたのですが、

 意外とそうでは無かった感じで、、、

 武装した事が仇となり、、、

 ちょっと暑苦しかったな。(失敗)

 服装選び、調整が難しいですね。

 

 シングルモンクの話に戻りますね。

 Tricker's、Crockett&Jonesの次は、

 僕も履いているChurch'sです!!

 

 英国靴を代表する老舗ブランドで、英国靴らしさが感じられる名作モデルも多数有している人気ブランドですね!

 まずはその名作の現行品からです。

Church's  WESTBURY

 「WESTBURY」は73ラストの時代から作り続けられているロングセラーモデルで、キャップトゥの「CONSUL」、フルブローグの「CHETWYND」等と並ぶチャーチを代表するドレスシューズです。

 主力ラストが173となった現在のチャーチにおいても、これらのラインナップは変わらずで、やはり重要なモデルと言えると思います!

 

 いつ頃から作られていたのか知りたくて、あれこれググってみたのですが、、、なかなか情報が見つかりませんね。

 チャーチにも詳しい「輝けライフ!」さんの記事を読ませて頂きました。(感謝)

Church's(チャーチ) Westbury(ウェストバリー) 大きなバックルはオンオフどちらでも輝きます | 輝けライフ!

 二都市表記の「WESTBURY」は見た事が無く、三都市表記となった1980年代頃に誕生したのではないか、との事。

 意外と新しいモデルなのですね!??

 

 80年代かぁ・・・妄想・・・

 パワーショルダーやテクノカットのような尖ったイメージと、

 プレッピーやフレンチトラッドのような上品で小洒落たイメージ、

 ですね。(楽)

 

 それでは「WESTBURY」を見てみましょうね!

ラスト173

 冒頭でも少し書きましたが、ラスト173は現在のチャーチのドレスシューズにおける主力ラストです。

 1999年にPRADAによるブランド買収があり、それ以前までの主力ラスト73は姿を消して行きました。

 新チャーチとなった2000年にラスト100が発表され、暫くの間主力ラストとなりました。

 ただ、かつてのラスト73を望むファンも多かったようです。

 そこでラスト73のトゥシェイプを継承し、現代的なフィッティングを取り入れたラスト173が2003年に登場しました。

 

 中庸よりもう少し長めのノーズが現代的でスマートな印象です。

 ほんのりスクエア気味のラウンドトゥは往年の名ラスト73を継承しています。

 チャーチが長い時間をかけて培ってきたブランドの顔、ひいては英国靴の顔と言っても過言では無いのでは!!?(尊)

 

 トゥに少しだけボリューム感のある感じに173ラストの個性を、すなわちチャーチらしさを感じますね。

 チャーチは必ずしもシャープでスマートなルックスを狙っているのでは無いのかなと思われます。

 幾ばくかの無骨さと言いますか、逞しさ、を秘めた感じがするのです。

 それが英国紳士なのかもしれませんね!!??

 

三越伊勢丹オンラインストア

 

バックル

 「WESTBURY」の一番の特徴とも言えるのが、やや大きめのバックルですね!

 

 この点、これまで見てきたCrockett&Jones等のドレスシューズでは小ぶりで上品なバックルが多かったですよね。

 控えめなエレガンスを求めるドレススタイルには馴染むバランスだと思います。

 

 それに対して、「WESTBURY」のバックルは明らかに大きいです。

 これは敢えて狙ったデザインですよね!?

 ひょっとして80年代の影響!?!?

 

 一般的に考えれば、大きめのバックルはカジュアルだと思います。

 例えばエンジニアブーツがそうですよね。

 ボチューム感のあるラストに厚みのある革、ゴツいソールのブーツには大きめのバックルもちょうど良いバランスです。

 

 そんな大きめのバックルをドレスシューズに付けるのは似合わないようにも思えますよね。

 ところが、それなりに様になってしまうから驚きです。

 むしろ靴に個性を与え、履く人に個性を与えます。

 その個性は悪目立ちするものでは無く、さり気なく、でもしっかりと、感じられるものですね。

 そのバランスがクラシックだと思います。

 

 そして、大きめのバックルは重量感も感じさせるように思います。

 それが足元に適度な安定感を与え、スタイルを引き締めてくれます。

 カチッとした英国スタイルのスーツやダブル仕上げのパンツ、

 重量感のあるコート、ボリューム感のある最近のシルエットにも似合うと思いますね。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 

追記

 伊勢丹の商品説明に「1970年に誕生」とありました!!(感謝)

selection.norennoren.jp

 という事で、「WESTBURY」は1970年から作られていた事が分かりました!(嬉)

 ・・あっ、

 これまでの僕の1980年代妄想って一体・・・。(恥)

 テクノカットからアフロヘアへ切り替えですねっ。

 


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