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今秋はデニムジャケットの気分です。(2)Levi's ②

 こんにちは。

 今日も曇り気味の晴れくらいだったでしょうか。

 風が冷たくて、気温も下がってきて

 ・・・もはや初冬くらい???

 一気に寒くなりましたね。

 寒暖差が激し過ぎ!

 

 数日前までは暑いくらいの秋だったので、

 脱ぎ着が楽で、今季の僕の気分でもある、Gジャンを着ていました。

 そんな流れでGジャンを取り上げているのですが、、、

 寒くなる一方ですね。(苦笑)

 

 予想外の気温低下で、Gジャン特集のピンチ!??

 中に薄いニットを着るとか、

 マフラー使うとか、

 キルティングジャケットの下に着るとか、

 あれこれ考えています。(慌)

 

 それでは前回の続きです。

 Gジャンのデザインを分類しています。

 まずはLevi's型からで、「506(1st)」と「507(2nd)」まで書きましたね。

 年代としては戦前から60年代始め頃までです。

 ワークウェアらしい実用性重視のシンプルなデザインで、

 フロントプリーツやショート丈のボックスシルエットに当時の美意識も感じますね。

 

リーバイス3rdタイプ「557」(1962年頃〜1966年頃)

 バレンシア工場製のデッドストックです。(貴)

 

 1stや2ndから大きくデザインが変わりましたね。

 リベットによる補強が全て廃止されて糸によるバータック仕様となり、立体裁断が採用されました。

 またプリシュランクデニムの登場も確か3rdからでしたよね。

 

 左右2つの胸ポケットはコンパクトでシャープな形になり、やや高い位置に付いています。 

 その両ポケットから腰のところへV字型の切り替えがデザインされています。

 そして、フロントのプリーツが無くりました。

 バックもプリーツが無くなり、左右の肩から腰へ斜めへ下る切り替えデザインに変更されました。

 タックボタン式のサイドアジャスターは2ndから引き継いでいます。

 

 今でもGジャンと言えば真っ先に思い浮かぶデザインですよね!!?

 3rd以降は基本的にこのデザインが継承されています。

 機能性だけでなくファッション性を感じる凝ったデザインだと思うのですが、これが今日まで主流となっているのですから凄いですよね。

 あらためて「557」の完成度の高さにリスペクトです!!(偉)

 

 シルエットは、身幅はゆったり、着丈は短めで、実は2ndに近いような・・・。

 でも、見た目はサードの方が絞られて見えますよね。(笑)

 それがデザインなのかもしれませんね!?

 

 1stや2ndもそうなのですが、ショート丈なので股上が深いハイウェストなパンツとの相性が良いと思います。

 ヴィンテージデザインのデニムは股上が深いですし、昨今人気のミリタリーやワークパンツも大体そうですね。

 

 こちらもバレンシア工場製のデッドストックです。

 未洗いのリジッドデニムのデッドストックですね。

 

 

リーバイス4thタイプ「70505」(1966年頃〜1986年)

 バレンシア工場製のデッドストックです。

 

 基本的なデザインは3rdと変わらないように見えますね。

 違いは、型番(分かりやすい!)とシルエットです。

 身幅が縮まり、着丈が長くなりました。

 

 細かな事を言うと、フロントの胸ボケットからV字型に落ちるステッチの先端が完全にくっつかずに隙間があるところも3rdとの違いですね。

 

 体にフィットする身幅と、適度な長さの着丈となった事で、スタイリッシュなフォルムとなりました。

 つまり、3rdをより都会的・街着的に調整したのが4thでしょうか。

 現代的な細身の服とも合わせやすいですね。

 

 こちらもバレンシア工場製のデッドストックです。

  リジッド(未洗)ですね。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 

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