こんにちは。
今日も晴れて・・・ほんと暑いですね。(汗)
10月とは思えないし、秋服着れないし、夏服着たく無いし。
前回の続きです。
白いドレスシューズを取り上げてきました。
アメリカ靴、イギリス靴、フランス靴、
起毛革、型押し革、ポリッシュド革、
様々なデザインの白いドレスシューズを取り上げてきました。
でも、やはり心配なのは「汚れ」ですよね・・・。
本当は白であろう、黒であろうと、茶であろうと、
同じように履いているのですから、同じように汚れていると思うのですが、
どうしても白い靴の汚れは特に・・・凹。
白いスムースレザーのメンテナンス
白いテニスシューズについて書いていた時に、
白いスムースレザーのメンテナンスについては書きました。
白いスムースレザーの色付けは顔料という事でしたね。
メンテナンスは、
顔料にダメージを与えないようにクリーナー等で優しく拭いて汚れを落とします。
デリケートクリームは浸透するのか分からないのですが、僕は一応塗っています。
補色が必要になったら白い靴クリーム等で。
困った時はプロを頼りましょう!
白いスムースレザーのドレスシューズも基本的には同じで良いと思います。
では、白い起毛革のメンテナンスは???
白い起毛革のメンテナンス
こちらの記事を読ませていただきました。(感謝)
前半の白いスムースレザー については上記と同じですね。
白い起毛革はというと、
文字通り表面が毛羽立っている為、顔料が定着しづらく使えないとの事。
その代わりに、予め白に近いベージュなどに染めた後に「蛍光増白剤」などで白く仕上げるそうです。
つまり、白い繊維の話と同じような感じでしょうか。
ただし、白い起毛革の場合は洗濯洗剤のように蛍光増白剤を後から加える事ができないそうです・・・。
その為、白さを回復させる技術は無い、、、。
えーーー!
僕の靴、ホワイトバックスなんですけど・・・。
対応策
白さを取り戻す方法としては、
ベビーパウダーやチョークなどの白い粉(??)を塗すと良いそうです。
細い繊維の上に白を乗せるイメージでしょうか。
そして、エイジングとして楽しむのが良いのでは?との事です。
・・・
それってダーティーバックス!??
現在ダーティーバックスと言えば最初からベージュや茶色の起毛革で作られたシューズの事を言いますよね。
でも、そもそもの始まりはホワイトバックスをわざと汚して履いた事でしたよね。
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
どうやら蛮カラ気質のアイビーリーガー(主にイェール大学)から始まったスタイルらしいですよ。
「ホワイトバックスを汚した」状態ですから、ベージュや茶色の起毛革のような感じでは無いですよね!??
白い起毛革も上手く汚れると良い感じになるのかな??
あれこれググっていると、こちらの記事を見つけました。(感謝)
確かに、白い起毛革が汚れている状態で、良い感じですねぇ。(発見)
ワークパンツと合わせると、ラフさの中に上品さ加わってかっこいい!
そもそもファッションに正解は無い!??
だとすれば、自分なりに良い感じになればそれが正解なのかもしれませんね。
変色・褪色
また、白の色味が変わってくる可能性もあるのかなぁ。
その辺りのヒントになりそうなシューズを見つけました。(感謝)
https://www.lakotahouse.com/journal/2018/07/alden-n6436-dirty-bucks.html
記事の中の靴は最初からそのようなカラーリングなのですが、
ホワイトバックスの白さが無くなっていくとこんな色味にならないかなぁ、と。
均質に変色・褪色してくれれば、でしょうね。
プロ
もしも受け入れ難い感じになってしまったら・・・。(怖)
白さに拘るなら、こういう方法もあるようです。
丁寧な仕事で綺麗なホワイトバックスに蘇っていますね!(驚)
こういうプロの技があると安心ですね!!
また、染め替えという方法も有りなのでは??
繊維と同じ感覚で考えれば、出来るように思ったのですが・・・
プロのお言葉によると、、、(感謝)
出来なくは無いけど、リスクがあり、積極的にお勧めはできない、と。
もう少し詳しく知りたくてググったところ、こちらの記事を見つけました。(感謝)
・スムース革より染料が染み込みやすい事でかえって色斑が起きる可能性がある。
・液体の染料を使うので、起毛が固まったり、寝てしまったり、テカッたり、と風合いが代わる可能性がある。
という事です。
僕なりに受け止めると、
最後の手段として出来ない事は無い!(笑)
そんな思いを抱いていたところ、
先日『伊勢丹靴博2021』にササっとお出かけした際に寄り道した『池袋 西武百貨店』でこちらに出会いました。(感謝)
見た事のない色味の「エアフォース1」に驚いたのですが、
手前に置かれたスエードのCorthayも実に美しい!!
実は、これらの靴は後から色付けされた作品なのです!!(驚)
職人さんにお話を伺ったところ、ホワイトバックスも染色できるよ、って。
出来るんですね。(凄)
やはり困った時はプロに相談です!(神業)
ホワイトバックスも怖れずに、
でも大事に、
履きましょう!!
今回はここまでです。
ではでは。