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白いドレスシューズの可能性は!? (31) CHEANEY ④ HARTWELL

 こんにちは。

 今日も冷たい雨の一日でした。

 天気の急変と、カレンダーと、気分と、服とが・・・

 しっくりこない金曜日でした。(苦笑)

 

 インスタで伊勢丹メンズシューズから新しい情報がポストされましたね!!

 ウェブにもその情報がありました!!!

www.imn.jp

 具体的な事はこれから出てくるみたいで!

 楽しみです!!

 

 前回の続きです。

 チーニーの白いドレスシューズを取り上げています。

 今回はキャップトゥダービーです。

CHEANEY HARTWELL POD 6391

 サイズは6hのFウィズです。

 

 まずはラストからです。

ラスト 1886

 こちらの記事を読みました。(感謝)

cheaney.jp

 1996年にファクトリー100周年を記念して製作されたラストだそうです。

 同ラストを採用したコレクションは「Signature Collection」の他、数多くのブランドの別注モデルも作られ、ジョセフチーニーを代表するラストとして市場に認知されました。

 

 長すぎず短すぎないノーズ、

 丸みのあるラウンドトゥ

 ややゆとりのあるボールジョイント、

 土踏まずを絞って足を支えるフィッティング、

 となっています。

 

 2015年には、フォーマルとカジュアルの間で履けるコンテンポラリーな英国靴を目指し、ラスト1886を用いた「1886 Collection」として新たに生まれ変わりました。

 それは「古い文化と新い文化」が共存する英国そのものを表現したコレクションであり、ジョセフチーニーのNEW STANDARDとの事。

 「1886 Collection」の特色としては、

 全てのモデルを外羽根に統一し、

 従来より更に肌理の細かい上質なカーフを使用し、

 ライニングとアウトソールを全てブラックに統一し、

 ダブルソール仕様としている

 との事です。

 

 今回取り上げるホワイトバックスは「1886 Collection」ではありませんが、

 ラストの持つ特色は同じですよね。

 つまり、フォーマルとカジュアルの間のコンテンポラリーな英国靴です!

 それを表現しているのキャップトゥダービーというデザインなのかな、と思います。

 

キャップトゥ ダービー

 「1886 Collection」はコンテンポラリーな英国靴として外羽根(ダービー)を推していましたよね。

 ダービーはアクティブでカジュアルな印象ですね!

 そこに英国靴のフォーマルに採用されるキャップトゥを合わせています。

 まさに!!、なデザインですね。

 

ホワイトヌバック

 タイトルには「ヌバック」とあります。

 ヌバックは牛革の銀面(表側)をバフ研磨して起毛させた革ですね。

 確かにヌバックであれば毛足の非常に短い起毛革というのも納得です!(!)

 

 本来のホワイトバックスがbuck(牡鹿の起毛革)で、

 buckの代用としてnubuck(new buck)を採用した、

 と考えると、チーニーは素材選びも正統と言えるるのかも!!?(凄) 

 

 色味は青を感じる白で、シャープな印象ですね!

 

 因みに、今回のチーニーで最初に取り上げた「DUKE」や

白いドレスシューズの可能性は!? (28) CHEANEY ② DUKE - 靴と歩む、僕の...

 次に取り上げた「PIOEWELL」も

白いドレスシューズの可能性は!? (29) CHEANEY ② PIOEWELL(前) - 靴と歩む、僕の...

 ヌバックの可能性が高いかな!?!?

 

コバ

 ウェルトはナチュラルカラーです。

 コバと接するアッパーの縁にウェルトが掛かっています。

 ストームウェルト仕様ですね。

 

 出し抜いのステッチはホワイトです。

 

 この配色は、アッパーのホワイトと馴染む組み合わせですね。

  

 クォーターの革の切り返しがあるデザインで、

 5ホールのダービーです。

 

 羽根の付け根からソールへのカーブが短めですね。

 エレガントというよりも、ワークやミリタリーっぽさを感じます。

 ノーズも無駄のない長さで、きちっと引き締まった印象ですね!

 

ミッドソール

 ナチュラルカラーのウェルトとホワイトのアウトソールの間に、

 赤味のある茶色のミッドソールが挟まれていますね。

 同じ色がヒールブロックにも挟まれています。

 

 ウェルトより濃い色味で、

 白色とのコントラストも強く、

 カジュアルな印象かなぁと思います。

 

アウトソール

 「Vibram」と「Gumlite」の刻印がありますね。

 トリッカーズの時に少し調べました。

白いドレスシューズの可能性は!? (24) Tricker's M6973 - 靴と歩む、僕の...

 軽くて、柔らかくて、クッション性が良くて、グリップ力があって、耐久性もある、

 というソールです!

 

 本靴のソールパターンはスポンジのような感じでしょうか。

 なかなかカッコよく、シンプルで履きやすそうですね!

 

感想

 ホワイトバックス自体がテニス観戦というイギリスのスポーツカジュアルを出自としているので、フォーマルとカジュアルの中間的なラスト1886とは相性が良いと思います。

 

 キャップトゥダービーも現代的にはフォーマルとカジュアルの中間的な位置づけになるでしょうか。

 個人的には何となく(ミリタリー)オフィサーな感じもします。

 

 カジュアルはもちろん、ブレザーやセットアップくらいまでは十分に対応できそうな、かなり汎用性の高いホワイトバックスではないでしょうか。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 

 発売中です!

 ファッション誌は秋ですね!


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