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白いドレスシューズの可能性は!? (26) Tricker's M7151

 こんにちは。

 今日は曇りで、水滴が少しあったかな??くらいでした。

 ここ数日暑い日が続いていたので、ホッとしました。

 

 今日もパラリンピックで、メダルや新記録、自己ベストなどありましたね!

 本大会でこれまでの自分よりも良い成績が出せるって、凄い!!

 それが東京で起きているという事も何だか嬉しいな!

 

 前回の続きです。

 トリッカーズの白いドレスシューズを取り上げています。

 ドレス・・・???

 ・・・確かにカントリーシューズばかりでしたが、

 スニーカーでは無く、革靴なので、ドレスシューズという事でお願いします。(広)

 今回は、更にドレスから離れてしまう・・・かな?

 でも綺麗な革靴ですから!(許)

Tricker's  M7151

 インディアンモーターサイクル別注です。

 バイクブランドとのコラボという事で、バイカーブーツです!

 モデル名を探していたところ、現在TradingPostさんで取り扱いがありました。(感謝)

トリッカーズ(Tricker's) SHEENE ウィングチップ [TRIM8152001_BLACK+BLACK] 革靴 | Trading Post 公式通販

  「SHEENE」というモデル名のようですね。

 ただし、ホワイトはありませんでした。

 また、本靴とは右足のトゥのデザインが少し違います。

 

 いや、ちょっと待って!?

 白いドレスシューズをテーマにしているのに、ブーツ???

 僕も正直いかがなものか、と思いはしましたが、

 なんせトリッカーズですからっ!!(勢)

 

 とにかく、見ていきましょう!

イカーブーツ 

 実はこのデザイン、僕も持っています。

Tricker's(トリッカーズ) M7583 - 靴と歩む、僕の...

 バイカーブーツ・・・単純にカッコイイです!

 しかも英国的なバイカーブーツというのは珍しいかなと!!

 

 しかも、

 バイカーブーツと言えばブラックが殆どですが、

 本靴はホワイトのスムースレザーです。

 更に珍しいですよね!!

 何だか高貴な印象がしませんか!??

 

9ホール

 基本的にはカントリーブーツの「MOLTON」がベースだと思います。 

 カントリーシューズならではのフルブローグですね。

 英国的です!

 

 ただし、「モールトン」は7ホールですが、「シーン」は9ホールです。

 2ホール多い分、シャフトも長く(高く)なります。

 

 「シーン」の特徴的なディテールは他にもあります。

シフトガード 

 翼型のトゥキャップの上に更に革の切り返しが乗せられています。

 オートバイのシフトペダルを操作する時に当たる箇所を補強するシフトガードですね。

 

 ただし、シフト操作は左足だけなので、本来ならシフトガードも左足だけで良さそうです。

 それが冒頭で取り上げたTradingPostさんでも販売されているインラインモデルの「シーン」ですね。

 

 しかし、本靴は(僕のも)左右両足にシフトガードが付いています。

 靴としてのバランスを考えれば、左右対称のデザインはアリだと思います!

 

 シフトガードにもブローギングが施されていますね。

 これによって靴全体の印象が整っているように思います。

 こういう美意識が英国的ですよね!

 

 更にもう1つ特徴的なディテールがあります。

アジャストベルト 

 アキレス腱のあたりにベルトストラップが付いていますね。

 ブーツのフィット感を調整するためのアジャストベルトです。

 

 ただし、正直調整力はほぼ無いと思います。(僕も持っているので・・・)

 それよりも装飾的な役割が大きいと思います。

 

 サイドから全体を見てみましょう。 

 「シーン」はフルブローグに加えてシフトパッチも付いて装飾物が多いデザインですよね。

 ですので、余白部分があるとかえってそれが目立つのではないでしょうか。

 その為、余白は少なくした方がバランスが良いように思います。

 そういう意味で、長めのシャフトは大きな余白となりうる箇所ですね。

 そこにアジャストベルトを付けた事でデコレーション全体のバランスが整っているように思います。

 

 何よりアジャストベルトのバックルがアクセサリーとして効いていますね!

 これによってラグジュアリー感が出ていると思います!!

 

後ろ姿 

 ヒールのブローギングと履き口のブローギングの間にアジャストベルトがある事で、間延びした感じがしませんね。

 

 コバに注目すると、出し縫いのステッチが踵までぐるりと囲んでいます。

 オールアラウンドグッドイヤーウェルト製法でしょうね。

 

 コバと接するアッパーの際にウェルトが掛かっています。

 ストームウェルト仕様ですね。

 

アウトソール 

 コマンドソールです。

 ゴツゴツとしたボリューム感のある屈強なソールで、バイカーブーツにもぴったりだと思います。

 

まとめ

 英国的バイカーブーツとして「シーン」は抜群のカッコ良さです!!

 タフな感じだけでなく、キチッとした感とラグジュアリー感も兼ね備えています。

 それをホワイトレザーで仕上げた事で、更に上品な感じが加わっています。

 

 アッパーのホワイトに対して、ソールやコバやシューレースをブラックで統一しています。

 これにより全体が引き締まり、モノトーンならではのドレス感がありますね。

 

 非常に高貴なバイカーブーツですね!

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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