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白いドレスシューズの可能性は!? (25) Tricker's M5164

 こんにちは。

 今日も晴れて気温が上がりました。

 暑い日が続いてますね。

 

 前回の続きです。

 トリッカーズの白いドレスシューズを取り上げています。

 前回はレザーとコットンのコンビシューズでした。

 今回も、コンビ・・??

Tricker's M5164

  M5164は以前ロングウィングチップの特集をした時にも取り上げていました。

maeego.hatenablog.com

 モデル名は「RICHARD」でしたね。

 その「リチャード」のホワイトです!

 

 一番の特徴はやはりこちらでしょう!

ロングウィングチップ 

 翼のようなデザインのトゥキャップの両端が踵にまで伸びていますね。

 アメリカ靴に多いロングウィングチップです。

 その歴史も少しだけかじりました。

グレート ウイングチップ ! ① カァモンベイベ〜・・・ - 靴と歩む、僕の...

 

  トリッカーズでロングウィングチップ、、、やはりトム・ブラウンの影響が大きいのかな!??

 ともあれ、

 「トリッカーズ」も「ロングウィングチップ」もクラシックで定番的なポジションを確立していますよね。

 ですので、今見ても美しいですし、これからも履き続けられるシューズだと思います!

 

 こちらの靴の大きな特徴がもう1つ、

 というか、むしろ今回のテーマーでは一番大事なポイント!??

コンビ 

 今回のテーマは白いドレスシューズですね。

 本靴も白いドレスシューズですが、

 アッパーが2種類のホワイトレザーで構成されています!

 

 トゥキャップやレースステイやバックステイなどは白いスムースレザー、

 ヴァンプからクォーターにかけては白いパンチングレザー、

 となっています。

 いずれも表革で、色味も同じですので、遠目からは真っ白なロングウィングチップに見えます。

 でも、よく見るとパンチングレザーで、独特の表情が有りますね。

 さり気ない違いが洒落たデザインだと思います!

 

全体 

 4ホールの内鳩目で、レースステイの位置は若干足首寄りでしょうか。

 ノーズ長も十分感じられてドレス感がありますね!

 

 とは言え、

 ロングノーズでは無く、

 自然な丸みのラウンドトゥで、

 コバも張り出していて、ストームウェルト仕様です。

 クラシカルなカジュアルシューズという印象もありますね。

 

 このバランスがトリッカーズらしいと思います。 

 

コバ

 ナチュラルカラーのウェルトで、

 出し縫いのステッチは白ですね。

 白いアッパーと馴染んでいます。

 上品な印象ですね!

 

後ろ 

 出し縫いのステッチが踵までぐるりと靴を一周しています。

 オールアラウンドグッドイヤーウェルト製法でしょうね。

 

 アウトソール(ミッドソール?)もホワイト系で、アッパーと馴染んでいます。

 厚みもあってボリューム感のあるヒールです。

 カントリーシューズらしい後ろ姿ですね!

 

アウトソール 

 ビブラムのガムライトソールですね。

 軽くて、柔らかくて、クッション性もあって、耐久性もあるという、

 まさに歩くためのソールですね!

 

 厚みのあるソールですが、

 白いガムライトソールという事もあって、

 印象は軽やかですね!

 

感想

 パンチングレザーのコンビという事で、涼しげなホワイトシューズが更に涼しげな印象となっています。

 アウトソールもホワイト系なので、ドレス感のある綺麗目な印象にまとまっていますね。

 とは言え、ボリューム感のある作りはトリッカーズならではです。

 白いガムライトソールのおかげで重量感は軽減されていますけどね!

 

 ユーズドで、少々汚れが気になりますが、リアルなダーティーバックス??

 いや、起毛革では無いのでバックスでは無いか・・・。

 スムースレザーなので、クリーナーでメンテナンスをすれば、アウトソールも含めて綺麗になるでしょうね。

 メンテナンスしながら履いていくと良い感じのエイジングが期待できそうです。

 

 今回はここまでです。

 ではでは、

 


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