こんにちは。
今日も晴れて暑かったです。
ただ夕方の日の暮れ方に何となく秋も感じるかな。
パラリンピックのニュースで男子5000mを観ました。
涸沢選手が銀、和田選手が銅メダルを獲りましたね!
おめでとうございます!!!
そして、ガイドランナーの役割にも感動しました。
また、女子走り幅跳びの高田選手が日本新記録で5位入賞されました!
おめでとうございます!!!
見えない世界を走り、飛び込んでいく恐怖心を想像すると、この競技の凄さをひしひしと感じます。
サポーターとの信頼関係の強さにも感動しました!
前回の続きです。
トリッカーズのホワイトシューズを取り上げています。
今回もフルブローグですが、ちょっと違う印象が!?
Tricker's M6973
型番号M6973をググっていると、「Bowood」という品名を見つけました。
例えば、こちらのTRADING POSTさんの記事です。(感謝)
一見すると、トリッカーズのカントリーシューズ「Bourton」の素材違い?
でも、よく見ると、ここが結構違うようです!?
クォーター
レースステイからトップライン、
羽根の付け根からソールのウエスト、
これらを形成する革の切り返し(クォーター)を見ると、
コットン生地の上にブローギングされたホワイトレザーが縫い合わされていますね。
そのブローギングも、内側(コットン生地側)にギザギザのギンピングカットが施されています。
因みに、「バートン」は一枚の革パーツなので同箇所はステッチのみです。
この箇所を見ても、手間がかけられている事が分かりますね!
正面
翼型のトゥキャップの下にあたるヴァンプのパーツもコットン生地です。
トゥのメダリオンの穴やブローギングの穴から覗くコットン生地も洒落ていますね!
ところで、このような2つの異なるアッパー素材で構成された靴はコンビシューズと呼ばれていますよね!??
今回はホワイトシューズがテーマなので深入りしませんが、
定番的なデザインは白と黒、白と茶、という2色の組み合わせでしょうか。
その後1910年代から30年代にかけて競馬観戦(Spectator)の際によく履かれていたそうです。
今回のデザインは白とナチュラルの同系色コンビですので、スペクターシューズとは少し違うのかもしれませんね。
個人的には夏のカントリーシューズというズバリそのものという印象がします。(笑)
アウトソール
アウトソールはビブラムのガムライトソール(Gumlite)ですね。
こちらの記事で説明がありました。(感謝)
特徴としては、
「軽く」、「柔らかく」、「クッション性」があって、
「グリップ力」もあって、「耐久性」もあるという、
完璧な(!?)ソールではないかと思えるくらいの性能ですよね!!
本靴に戻ります。
コマンドソール程のゴツゴツ感は無いですが、
厚みのあるブラックカラーのラバーソールです。
アッパーがホワイトですので、ブラックのソールはコントラストが際立ちますね。
それに輪をかけているのが、ウェルト(コバ)の色でしょうか。
ダークベージュのような色味ですよね。
ここもまた、アッパーのホワイトやソールのブラックとのコントラストが効いています。
感想
アッパーがホワイトのスムースレザーに生成りのコットン生地なので、馴染む色合わせですね。
クラシカルで上品な印象がします。
そこに厚みのあるブラックのスポンジラバーソールを合わせ、コバをブラウンにして、見た目のインパクトを強くする事で、スポーティーなカジュアル感が加わっていますね。
クラシカルなコンビシューズが現代的なカジュアルシューズに仕上がっていると思います。
ところで、
現代ではコットン生地とレザーのコンビシューズをあまり見かけないように思います。
個人的には、
レザーと比べて耐久性はどうなんだろう?、
汚れ落とし等のメンテナンスはどうするんだろう??、
という疑問が湧いてしまうのは、、僕の貧乏性でしょうね・・・。(情)
でも、レザーには無い涼感や、服とリンクさせるような着こなしもできる素材感といった、ファッション性の高さは魅力的です!
例えば、レッドやブルーのような鮮やかなキャンバス生地を組み合わせるのもかっこいいかも!?!?
コンビシューズは思いっきりお洒落なデザインシューズとして楽しむ靴なのかもしれませんね。
でも、英国人なら直して履き続ける!??
今回はここまでです。
ではでは。