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白いドレスシューズの可能性は!? (23) Tricker's M5633

 こんにちは。

 今日は晴れ時々曇りくらいだったでしょうか。

 気温は上がって、暑かったですね。

 やはり夏、ですね。 

 

 パラリンピックの熱戦が続いています。

 どうして運動機能障害があるのに、あれ程泳げるのだろう!!

 しかも、速い!!

 どうしてボールと車椅子と両方を巧みにコントロールできるのだろう!!

 車椅子からバスケットへのシュートがどうしてあんなに上手くできるのだろう!!

 自分の個性を探し、最大限引き出す努力を積み重ねられている事に尊敬の想いが止まりません。

 あらためて、アスリートって凄いなぁ。

 

 また、彼らの安全を守り、その能力を引き出す道具を作っておられる方々もおられるのですよね。

 まさにカスタムメイド、オーダーメイドだと思います。

 そういう中からより良い道具が生まれてくるのかもしれませんね。

 

 試合後のインタビュー映像の中で、

 選手の後ろでコートの掃除をしておられるスタッフの方々が映っていました。

 沢山の人達のサポートもあって競技を見る事ができているのだなと、

 あらためて思いました。

 

 前回の続きです。

 トリッカーズのホワイトシューズを取り上げています。

 今回も、定番モデルをベースとしたモデルです。

Tricker's  M5633 

 M5633は「Bourton」ですね!

 SHIPS別注との事です。

 

 さて、前回も「Bourton(Keswick)」でしたね。

白いドレスシューズの可能性は!? (22) Tricker's M7292 - 靴と歩む、僕の...

 一体何が違うのでしょう??

 

 まずはアッパーの素材が違います。

ホワイトスエード 

  毛足の極々短い綺麗なホワイトスエードですね。

 

 アッパーがホワイトスエードですので、これぞホワイトバックスですね!!?

 ただし、プレーントゥダービーでは無く、フルブローグです。

 「バートン」と言えば英国靴の代表格ですから、

 英国ならではのホワイトバックスと言えるかもしれませんね!!?

 

 そして、アウトソールも違います。

ダブルレザーソール 

 前回取り上げたモデルはコマンドソールでしたが、

 今回のモデルははダブルレザーソールです。

 コマンドソールと比べて、やはりドレス感がありますね!

 

 正面 

 4ホールのフルブローグダービーです。

 外鳩目も少し大きめです。

 カントリーシューズらしいデザインですね!

 

コバ 

 靴の印象に影響するコバ周りもチェックしましょう。

 

 ナチュラルカラーのストームウェルト、

 ブラウンのレザーソール、

 出し抜いのステッチはホワイト、

 鳩目の色もホワイトです。

 全てが同系色の馴染む色でまとめられていますね。

 

 とても上品なカントリーシューズだと思います!

 

後ろ 

 コバを見ると、出し抜いのステッチが踵までぐるりと靴を一周しています。

 オールアラウンドグッドイヤーウェルト製法ですね。

 

 ヒールブロックの積み上げも同系色の層で馴染んでいますね。

 

感想

 ホワイトバックスというと、柔らかなホワイトスエードのプレーントゥダービーで、割合スマートなデザインが主流ではないでしょうか。

 それに対して、「バートン」はコロンとした丸みと適度なボリューム感のあるカントリーシューズです。

 カジュアルでありながら、どことなく引き締まった、品が感じられるのはトリッカーズの魅力ですね!

 カジュアル寄りのファッションにも合わせやすいホワイトバックスですね!

 

 今回のモデルは「バートン」の品の面を大事にデザインされたのかな、と思いました。

 それは、上質な素材やホワイトとナチュラルブラウンで纏められた色味の影響でしょうね。

 ゆったりしたセットアップにも、ショートパンツにも、合いそうです。

 秋冬のニットやツィードにも合わせられるでしょうね。

 この靴が品格を上げてくれると思います!

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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