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白いドレスシューズの可能性は!? (12) ALDEN ③歴史3 日本

 こんにちは。

 今日はしとしと雨が降り続きました。

 涼しくてちょうど・・・なんて言っていられない状況になってしまいましたね。

 記録的な大雨により浸水被害も出ているようで、心配です。

 

 前回の続きです。

 オールデンの白いドレスシューズを取り上げる前に、

 オールデンの歴史についてチェックしています。

 今はファッション的な歴史に注目しています。

 前回は本国アメリカにおけるオールデン人気について書きました。

 やはりブルックスブラザーズに認められた事は大きかったですよね!

 それにより、オールデンの靴がアメリカのトラディショナルなファッションとなったのではないでしょうか!!?

 

 そして当時のアメリカントラディショナルファッションに熱い視線を送っていたのが・・・

 そう、日本!!

白いドレスシューズの可能性は!? (4) ホワイトバックス ④ 続々・歴史 - 靴と歩む、僕の...

 いよいよオールデンが日本に上陸です!!  

日本のセレクトショップ

 こちらの記事を読ませて頂きました。

www.ragtag.jp

  日本で初めてオールデンを輸入販売したのは1980年のBEAMSと言われているそうです。

 その前年、1979年8月にブルックスブラザーズが日本に上陸しました。そして、青山本店でオールデン製のブルックスブラザーズの靴が販売されていたとの事です。

 

 60年代にアイビーファッションの洗礼を受けた若者達が10年以上経って大人になった頃、ですよね!?

 そんなタイミングでブルックスブラザーズが上陸とは、なんて絶妙な!!(笑)

 コードバンのローファー、高いけど、、、行っちゃうでしょうね。(憧)

 

 ただし、ブルックスブラザーズの方針で『ALDEN』の名前は記載されていなかったようです。

 今よりグンと情報が少ない時代ですので、当時それがオールデン製という事をご存知だった方がどれくらいおられたでしょうか・・・。

 ブルックスブラザーズの高級靴として広まったのかなと思われます。

 

 だとすれば、『ALDEN』というブランドを日本でいち早く見出したのはBEAMSなのかもしれませんね。

 

余談1

 と書いていたら、こちらの記事を見つけてしまいました。(感謝)

www.marunouchi-house.com

 「日本に初めてALDENが入って来たのはいつ頃?」という話の中で、

 「1976年BEAMS設立時です。1955年製のカーフのローファーでバンラスト。」とありますね。

 ・・・、えー!!

 記録更新!?!?(笑)

 

 BEAMSは元々原宿でアメリカ服の輸入販売から始まったそうですし、

 当時のアメリカファッションへの熱量は凄かったと想像されますので、

 既にオールデンのローファーが有ったとしても、おかしくは無いでしょう!

 

余談2

 さて、当時の日本の様子をもう少し知りたくてあれこれググっていたところ、

 1976年に『ヘビアイ党』なる言葉があったそうです!?!?

 雑誌メンズクラブで誕生した言葉だそうで、こちらの記事にも書かれていました。(感謝)

kajitora.com

 記事によると、

 1953年〜1964年が『アイビー ・トラッド』の時代、

 1965年〜1974年が『無風(ヒッピー)』の時代、

 1975年〜が『ヘビーデューティー』の時代、

 だそうです。

 となると、

 1976年にBEMSが設立された時はヘビーデューティーの時代でしょうか。

 まさにセレクトする時代が始まったのかもしれませんね。

 そしてアメリカントラッドは流行では無く、スタイルの1つとなっていたのかな。

 

 それらをどう組み合わせてスタイルを作るか、

 『ヘビアイ党』はメンズクラブからの解答だったのかもしれませんね!?

 そして80年代のフレンチトラッドスタイルもその1つだったのかもしれませんね!!?

 で、今僕が楽しんでいるファッションも同じような感覚なのかなって思います。(楽) 

 

 話を戻しますね。

 こうして日本にオールデンが入ってくるようになり、

 他のセレクトショップもオールデンを取り扱うようになりました。

 別注品も作られるようになり、

 ファッション誌でも取り上げられるようになり、

 日本でALDENの名が知られるようになっていったのではないでしょうか。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。


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