こんにちは。
今日も晴れて、日中パラっと降ったのかな?というくらいでした。
現代の梅雨ってこんな感じなのかな??
カタツムリものんびりしていられないくらい一瞬の雨ですね。
さて、今回は音楽です。
以前ご紹介した「Mos Deff - Ms. Fat Booty」。
その元ネタがアレサ・フランクリンの「One Step Ahead」でしたね。
アレサ・フランクリンの歌はヒップホップで数多くサンプリングされているようで、再び人気が高まりましたね。
ヒップホップの他にも、数々の歌手によるカバー、映画やドラマの挿入歌、CMなどなど、僕たちもどこかで聴いた事がある超有名な名曲が沢山あります。
例えば、こちらはローラさんのハイボールのCMで使われていますよね!
Think
この動画を見ていると、
歌で相手を圧倒するこのスタイル・・・
既にヒップホップじゃない!!?
こちらの曲もサンプリングされたり、後年に影響を与えているんだろうなって思う名曲です。
Rocksteady
この映像を見て、僕はひとり大興奮!!!(笑)
だって、アフロ !
チョーノリノリのアフロ ー!!!
フロアで踊る人々のファッションはまさに70’sスタイルのお手本ですね!!
フレアパンツとか最高ですし、
ジャケットの下をTシャツにすればグンと今っぽくなりそうです!(楽)
超個人的イメージですが、GUCCIの世界ってこれ!?、これなの!!??(ワクワク)
90年代のトム・フォード期のグッチにも見られた70年代スタイル。
そして今のグッチにも見られるあのスタイルは90年代なのか70年代なのか??
どっちも来てますよね!!
Until you come back to me
こちらも沢山のアーティストにカバーされている名曲ですね。
カバーされる側におられる大御所のアレサ・フランクリン、
そんなアレサの曲をあれこれ探しながら聴いていた時に偶然見つけてしまったのがこの曲です。
Rolling In the Deep
最初聞いた時、あれ・・どこかで聴いた事あるような??
そうだ!
アデルの名曲ですよね!
アデルの2ndアルバム『21』から2010年11月にシングルカットされました。
さて、アレサの歌を聴いた時に僕が思ってしまったのは、
あれっ?、ひょっとしてアデルがアレサの曲をカバーしてた???
で、ググったら、もちろん作詞・作曲にアデルの名前がありました。
「19」でデビューした当時、アデルが自分で曲を作るアーティストだと知っていたのに、、、
この曲が大ヒットした時も、アデルの才能に感動していたのに、、、
本当に失礼な勘違いをしてしまって申し訳ないのですが、一瞬そう思ってしまったのです。
カバーされる側のアレサが、まさかカバーをしていたなんて・・・。
そして、今度はこんな失礼な事も頭をよぎってしまいました。
往々にして大御所さまって衰えや古めかしさがありそう・・・って。
なのに、、、このアレサのカバー、凄く、凄く、もの凄く良いです!!!
衰え?? 古めかしさ??? ハァー〜???ってくらいカッコイイ。
完璧にアレサの曲に仕上げられています。
そして今聴いていても全く古びていません!
このカバーがなされたのは2014年だそうです。
恩年72歳・・・エッーーー!!
そして4年後に亡くなられました。(惜)
そんな時期の歌声とはとても信じられません。
どうしてこんなに声が出せるのだろう?
どうしてこんなに表現力が大きいのだろう??
どうしてこんなに魂に響くのだろう???
ソウルの女王ってこういう事なのですね。
時間を超えた普遍的な美しさはまさにクラシックです。
僕がアレサ・フランクリンに興味を持ったきっかけは、実はマライア・キャリーです。
それは1998年に行われた伝説のライブ『DIVAS LIVE』。
マライア・キャリー、セリーヌ・ディオン、シャナイア・トゥエイン、グロリア・エステファンといった本当に特別な女性アーティスト達が同じステージに立って歌ったという信じられないライブ。
どなたをとっても主役中の主役で、特にマライアとセリーヌは当時世界を制覇したと言ってもいいくらいの絶頂期でした。
そのマライアと一緒に歌ったのがアレサ・フランクリンです。
アレサの曲「Chain of fools」を二人で歌います。
ステージの奥からゴージャスな髪型できめた今宵の主役マライアさまがゆったりと登場します。
当時の僕はアレサ・フランクリンを知らなかったので、これはマライアのステージに変わるのかなって思いました。
ところがどうです!?
あのマライアが、あのマライア・キャリーがですよ、アレサの横ではたじたじ・・・
あの手この手でテクニックを駆使して歌い上げるのですが、
変幻自在なテクニックも、声量も、アドリブも、アレサの歌声が上回ってくるという
驚きの光景を初めて見たときは、僕は大きな大きな衝撃を受けました・・・!!!
実はエンディングでもセリーヌ・ディオンとアレサの・・・!!(衝撃)
上には上がいるんですね。(驚愕)
断っておきますが、僕はマライアもセリーヌも大好きですよ。
このライブにはもう一人偉大な女性が登場します。
それがキャロル・キングです。
キャロルのピアノ伴奏で「You’ve got a friend」を歌うセリーヌ、シャナイア、グロリア、、、完全に先生と生徒です。(衝撃)
看板を見れば、マライアやセリーヌ達の豪華なショーですが、
ショーが始まれば更に凄い(キャロル・)キングとクイーン(・オブ・ソウル)が登場するというとてつもない舞台になっていました。
こうして今あらためて考えてみても、驚かずにはいられませんね。
DIVASというタイトルに大きな説得力をもたらしたのは実はこのお二人なのではないでしょうか。
もちろん、マライア達もとんでもない才能を持ったDIVAには間違いありません。
でも、彼女達だけでは無いのだと、更に凄いDIVAもいるのだと、彼女達も含めて本当のDIVAが揃うという事だと僕は思いました。
こういうとてつもない先輩達がいて、それを見て育った物凄い才能が生まれてくるのかな。
アメリカ音楽の厚みを感じますね。
最後はこの曲です。
やはり誰しもどこかで聴いた事があるであろう、名曲です。
『DIVAS LIVE』でも歌われていました。
(You Make Me Feel Like )A Natural Woman
客席にはこの曲の生みの(母)親、キャロル・キングが!
観劇、いや感激、どころの騒ぎでは無く、大興奮しています!!
これまで数え切れないくらい歌われてきたでしょうし、聴いてきた曲だと思います。
それでもこんなに感動を与えられるって、どういうこと!!!
たったの4分16秒なのに、これ映画なの!!?ってぇくらい気持ちを揺さぶられました。
ではでは。