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真っ白なテニスシューズを履きたい気分(5)歴史 ②と③の間・・

 こんにちは。

 今日は天気がコロコロと変わる、

 というか目まぐるしく急変した一日でした。

 曇ったり、雨が降ったり、晴れ間が出たり、突然の暴風雨も。

 ラバーソールのありがたみを実感するにはぴったりでしたね!!?

 

 前回の続きです。

 ええっと、、、何故かテニスシューズの歴史を調べています。(笑)

 18世紀のイギリス海軍が使っていたキャンバスのアッパーにラバーソールのデッキシューズ。

 それを当時の貴族がテニスの際に履いた事からテニスシューズとなったそうです。

 19世紀にはゴムの加硫法が発明され、ラバーソールは大きく発展しました。

 そして前回、20世紀に入ってテニスシューズが広く普及していく様子を書き始めた・・・のですが、

 ケッズやコンバースを調べていた時にこちらの記事(↓)を見つけてしまいました!!

www.e-begin.jp

 ケッズやコンバースの前身となった幻のスニーカーがあったそうで、それが『COLCHESTER RUBBER CO.』だそう。

 えーーー!

 ということで・・・、ちょっと19世期に戻ります。(苦笑)

 

  楽天で見つけました!

COLCHESTER RUBBER CO. National Treasure Model 1892

 

 1892年に発表されたバスケットボールシューズを忠実に復刻したスニーカーとの事です。(凄)

 因みに、バスケットボールの誕生が1891年とされています。

バスケットボール - Wikipedia

 その翌年に発表された靴なので、世界最古のバスケットボールシューズというのもアリエール!?? 

 

 ブランドについての説明が書かれているので、時系列で書き出してみますね。

 Wikipediaにも情報がありましたので参考にしています。(感謝)

Colchester Rubber Co. - Wikipedia

 

 1847年、Hayward Rubber Co.が誕生し、1885年に休業します。

 (場所はコネチカット州コルチェスターでしょうね。)

 このヘイワードラバーカンパニーというのは1838年にチャールズ・グッドイヤーと加硫ゴムを共同開発したNathaniel Haywardによって設立されたそうです。

 因みに、チャールズ・グッドイヤーコネチカット州の出身でしたね!

 

 1888年、元Hayward Rubber WorksのGeorge Watkinsonと息子のIrvingが工場を引き継いでColchester Rubber Companyとして再出発します。

 場所はコネチカット州コルチェスターです。

 創業者ジョージ・ワトキンソンの前職について、上記はブランド説明蘭にある記述です。

 ウィキペディアの説明ですと、Candee Rubber Companyのマネージャーだったと書かれていますね。Candee Rubber Companyについては・・・分かりませんでした。

 

 1892年、United States Rubber Companyに買収され、1893年に休業します。

 1909年には工場が全て無くなりました。

 このUnited States Rubber Companyというのは、前回取り上げたKedsを作った会社ですよね!??

真っ白なテニスシューズを履きたい気分(4)歴史③ 普及と進化 - 靴と歩む、僕の...

  という事は、ケッズはコルチェスターを買収した後に誕生したブランドという事になるのかな??(興)

 

 USラバーカンパニーについてもWikipediaをチェックしました。

United States Rubber Company - Wikipedia

 1892年、コネチカット州にあった9社のゴム製造会社がノーガタックでの事業を統合し誕生しました。

 1892年から1913年までの間、USラバーカンパニーのゴム製靴部門はWales Goodyear Shoe Co.を含む30の異なるブランド名で製造をしていました。

 1916年にそれらを1つのブランドにまとめKedsが誕生しました。

 1917年、キャンバスのアッパーに柔軟なラバーソールを備えた最初の「Sneakers」が大量販売されました。

 

 

 CONVERSEの創業者もUnited States Rubber Companyの出身者という説があるそうです。

 ここも調べてみました。

BRAND HISTORY | CONVERSE コンバースオフィシャルサイト

  創業者のマーキス・M・コンバースはビーコン・フォールズ・ラバー・カンパニーのマネージャーだったとありますね。

 

  そのビーコン・フォールズというのはおそらくBeacon Falls Rubber Shoe Companyと思われます。

 同社について書かれた記事(↓)を見つけました。(Thanks!)

Beacon Falls Rubber Shoe Company Puts Best Foot Forward | Connecticut History | a CTHumanities Project

 1898年、コネチカット州ビーコンフォールズで創業しました。

 1899年当初は150足に満たなかった生産も1920年には550万足を作るまでになりました。

 1921年にUSラバーカンパニーに引き継がれました。

 製造は1930年にノーガタックの工場へ移されるまで続きました。

 『Plahelth』というブランド名でビーコンフォールズで製造された靴はKedsの前身です。 

 Kedsのオフィスも1950年代半ばまでビーコンフォールズにありました。

 

 確かにBeacon Falls Rubber Shoe CompanyはU.S.Rubber Co.に吸収されていますが、

それは1921年となっています。

 コンバースの創業は1908年となっているので、当時はまだビーコンですね。

 

情報を整理

 さぁ・・・情報がてんこ盛り状態になってしまいました。(苦笑)

 コルチェスターについて調べていたのですが、、、

 ビーコンも重要っぽいですよね!??(笑)

 そして両社の先にあるのがケッズ。

 整理すると、

 コルチェスターがUSラバーに吸収されたのが1892年で、ケッズの登場が1916年。

 ビーコンがUSラバーに吸収されたのが1921年です。

 という事は、

 やはりケッズの最初のスニーカーのベースとなったのはコルチェスターでしょうか。

 その後ビーコンが加わってケッズが発展した、という流れなのかな。

 

 そして、コンバースの創業が1908年です。

 ビーコンがUSラバーに吸収される前なので、コルチェスターとも繋がらないですね。

 なので、コンバースと繋がりうるのはビーコンまで、となりますね。

 という事は、

 1917年に登場したがオールスターがコルチェスターから着想を得たというのは、他社製品としてのコルチェスターを見て、という事になるのかな??

 

 今回はここまでです。

 ではでは。


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