こんにちは。
今日も晴れました。
気温はまだ少し肌寒いかな。
そして、夜、、、
地震がありました。
東京もしばらく揺れたので、福島・宮城が大丈夫か心配です。
今、TVは緊急ニュース報道に切り替わっています。
皆様何卒無事でありますように。
それでは前回の続きです。
ラスト73の新旧チャーチを見比べています。
今回は僕が新旧の違いがよく現れている箇所と睨んでいる(凝)
アウトソールをチェックします。
アウトソール
インサイド側から見た画像ですが、ソールに注目します。
↓(手前)が旧チャーチで、 ↑(奥)が新チャーチ です。
全体的なバランス、
ボールジョイントやアーチの位置、ヒールの位置など、
はほとんど同じですね。
その上で、
新チャーチの方が、トゥとヒールが少し張り出していますね。
ヒールは、前回書いたようにどっっしりとした大きめのヒールリフトの現れですね。
トゥ(の他、全体的に)は、コバの張り出しとなって現れています。
旧チャーチ(←)のコバも多少張り出してはいるのですが、
新チャーチ(→)の方が張り出しています。
技術的な違いと言って良いのか、現代的なデザイン・仕様変更によるのか、どうなんでしょう??
そんなコバの違いがよく現れていると思うのがここです。
インサイド側を見比べると、
ヒールのコバ、アーチから爪先までのコバ、
が、新チャーチ (←)の方が少し張り出しが大きいですね。
まず、新チャーチのアーチを見てみましょう。
出し抜いのステッチが
ボールジョイントからアーチ下を通ってヒールリフトを入って少し行ったところまで、
見えますね。
そして、コバの張り出しも見られます。
因みに、釣り込みは綺麗にされていますね!
変な皺も無いですし、綺麗な曲面で構成されています。
次に、旧チャーチのアーチを見てみましょう。
出し抜いのステッチは、
ボールジョイントからアーチに入っていくにつれて
ほとんど見えませんね。
アーチ下のコバもかなり削られています!(攻)
べベルトウエスト風仕上げという訳でも無いのですが、それに匹敵するくらいドレス感のある仕上がりだと思います。
因みに、出し抜いはヒールリフトのところまでです。
こちらの釣り込みも綺麗にされていますね。
というように、
コバの張り出しは旧チャーチの方が抑えられています。
顕著なアーチに注目すると、旧チャーチの仕上げは今の超高級靴ブランドのドレスシューズに近いような攻め具合ですね。
今回はここまでです。
ではでは。
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